【必見】法政大学専門塾/予備校が解説する法政大学情報科学部英語の出題傾向と対策

菅澤孝平

法政大学専門塾/予備校HO-PASSの代表菅澤です。

このページでは、法政大学情報科学部の英語入試問題の傾向や特徴を解説しております。

法政大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

法政大学情報科学部に合格したい方は「英語」という科目の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

▼30秒で回答可能!▼
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の

受講が可能です!
▼30秒で回答可能!▼
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の参加が可能です!

法政大学情報科学部とは

菅澤孝平

法政大学情報科学部についての情報は別途コチラに記載しております。

法政大学情報科学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

法政大学情報科学部「英語」の前提情報

試験時間90分
大問数8題
解答形式マークシート式
頻出単元特になし
菅澤孝平

同じ法政大学の試験問題とは言っても、その傾向は学部ごとに大きく異なるので注意が必要です。

この記事で紹介している法政大学情報科学部の英語の試験は、上記の通り試験時間90分・大問の数は8題で、解答形式はマークシート式のみとなっています。

そのため、大学入試や英語の外部試験でよく出題される英作文や英文和訳のような記述を求められる問題の対策をする必要はありません。

しかし、試験の出題のされ方が少し特徴的なので注意が必要です。

というのも、まず最初に発音・アクセント問題、次に文法力や語彙力を問われる短文の空所補充問題、そして並び替え問題、さらには不要な文の削除をする問題、そして長文読解となっており、まるでセンター試験時代の英語のような問題の内容と配列になっているのです。

言い換えると、法政大学情報科学部の英語の試験では、様々な出題形式で英語に関する理解が問われることになるということです。

そのため、すべての問題形式に対応できるように基礎的な知識を徹底的に記憶し、そのうえで問題形式に慣れるために似た形式の問題をたくさん解く必要があります。

頻出単元については、このようなセンター形式の問題の出され方で固定されているので、特に頻出していると言えるものはありません。

突然試験の形式が変わる可能性はありますが、現在の出題形式に向けて勉強しておけば、多少トリッキーな問題が出題されても苦労することなく対処可能だと思うので、まずは現行の試験に向けて対策するようにしましょう。

具体的な対策方法については、この記事の後半の「法政大学情報科学部英語の攻略法」というところで触れているので、そちらを参考にしてください。

法政大学情報科学部「英語」の傾向

菅澤孝平

それでは、法政大学情報科学部「英語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

菅澤孝平

法政大学情報科学部の英語の試験では、ここまでお伝えしてきたように、センター試験のような形式の問題が出題されています。

そのため、試験対策をする際にはセンター試験の過去問を解いてみることも有効な手段の一つだと思います。

それではここからは、それぞれの大問について詳しく見ていきましょう。

法政大学情報科学部の英語の問題では、以下の8つの大問があります。

■発音・アクセント問題

短文の空所補充問題

並べ替え問題

■会話文の空所補充問題

不要文削除問題
図やイラストを用いた長文問題

■一般的な長文問題
長文中の空欄補充問題

これらの大問について、以下で詳しく見ていきましょう。

■発音・アクセント問題

例:

「発音・アクセント」の問題は、発音やアクセントについての理解を問う形式の問題のことです

菅澤孝平

この問題は、二次試験で出題されるのはなかなか珍しいと思います。

そのため、この問題の対策をしっかりしておかなければ、試験本番でも思うように得点できない可能性が高いです。

対策としては、単語を覚える際に積極的に発音記号を見るようにすると良いと思います。

なぜなら発音記号を見ることで、その単語の発音とアクセントの両方がすぐにわかるからです。

もし発音記号がわからない、読めないという方がいらっしゃれば覚えることをお勧めします。

大した量はありませんし、発音記号の知識があれば音声を聞かずとも単語の発音ができるようになり、単語帳を見るだけでその単語の意味も発音もわかるようになりますから、覚えるメリットは大きいです。

単語を覚える際に発音記号によってその単語の発音・アクセントも一緒に理解することで、この問題は満点が狙えると思うので、早めに頭に入れてこの問題では満点を狙うようにしましょう。

欲を言えば、この問題は2~3分で終わらせてしまい、後半の時間がかかる問題に余裕を持って臨みたいところです。

■短文の空所補充問題

例:

「短文の空欄補充」の問題は、文法の問題集などでよく見られる出題形式で、短文の空欄の中に選択肢から適切なものを選んで解答する形式の問題のことです。
この問題は、正しい文法の理解を問うものですが、受験生であれば文法問題での失点は絶対に阻止したいところです。

菅澤孝平

この問題は、誰もが一度は解いたことのある形式のものだと思います。
時間制限もありますから、大問1と同様に早めに終わらせてしまいたい問題です。

難易度は標準的で、文法の知識が頭に入っていれば難なく解ける問題なので、法政大学を志望するレベルの受験生であればまず間違えることはないと考えてよいでしょう。

そのため、一問の間違いでも他の受験生に差をつけられてしまう要因になりかねません

文法事項を完璧に仕上げることはもちろん、試験本番でも決して侮らずに集中して問題を解くことで、時間をかけずに満点を取れるようにしましょう。

■並べ替え問題

例:

「並び替え」の問題は、文の一部分に設けられた複数個の空欄に、文意が通るように選択肢の英単語を並び替えてあてはめ、指定された空欄に入るものを解答する形式の問題のことです。

菅澤孝平

ここでも、大問2と同様に文法の知識が必要になります。

しかし、このような並び替え問題の場合はそれだけではなく、いくつかの単語が連なって新たな意味を成す「イディオム」も知っておかなければなりません。

なぜならそれを知らなければ、たとえ文意をおおよそ把握できたとしても、単語を正しい順番に並び替えることはできないからです。

分厚い文法書に載っている文法事項やイディオムを網羅し、ここもなるべく早く通過できるようにしましょう。

問われている内容はさほど難しいものではないので、この問題でも今までと同様に満点を狙えると考えて良いです。

本番では、焦らずに素早く解答を導き出せるように日頃から練習を積み重ねておきましょう。

■会話文の空所補充問題

例:

「会話文の空所補充」の問題は、上の画像のように会話文の一部に空欄が設けられており、そこに最も適する選択肢を選んで解答する形式の問題のことです。
空欄に入れるべきものは、文の一部の場合もあれば副詞句や単語一語の場合もあります。

菅澤孝平

この問題は、一見会話の内容を把握すれば解けるようなタイプの問題に感じるかもしれませんが、ここでも文法事項やイディオムについての正しい理解ができているかどうかが問われています。

上の画像の選択肢を見ていただけるとわかると思うのですが、選択肢の意味はおおよそ同じなのです。

ただ、表し方が少しずつ異なっているのです。

つまり、問われているのは「その意味を正しい方法で表すことができている選択肢を判別する力が身についているのかどうか」なので、文脈の把握も大事ですが選択肢の文法・イディオムが正しく使われているのかを判断できるようにしてください。

■不要文削除問題

例:

「不要文削除」の問題は、文章の中の4つの文に下線が引かれ、その中でつながりをよくするために取り除いた方が良い文を選択して解答する形式の問題のことです。

菅澤孝平

この問題は、かつてのセンター試験を解いたことがある人であればおなじみの問題だと思います。

人によって得意不得意が出やすい問題だと思いますが、苦手な人は下線部のみに執着するのではなく、前後の文との関係を考えるようにしてください。

特に下線が引かれていない部分で触れられている話題は、文章の中の軸となるものである可能性が高いので、その話題から逸れてしまっているものを探すようにしましょう。

「いらないものを探す」と考えるよりも、「共通点がないものを探す」という心がけで問題に取り組むと良いかもしれません。

■図やイラストを用いた長文問題

例:

「図やイラストを用いた長文」の問題は、長文の中に図やイラストが挿入され、普通の長文の内容を問う問題に加えて、のそれらの意味についても問われる形式の問題のことです。

菅澤孝平

この問題から長文形式の問題に入っていくのですが、ここではただ本文を読んでいけば解答が出るような問題が出題されているわけではありません。

上の画像の問いを見ていただければわかるように、見出しとして適切な選択肢を選んで解答するものや、新たに短めの文章を読んだうえで本文中の空欄に当てはまる選択肢を選ぶものが出題されているため、少し解きづらいかもしれません。

しかし問い方が少し特殊でも、その解答の根拠は必ず本文中に存在しています。

要するに、本文を正しく読むことができるだけの正確な読解力があれば、どんな問われ方をしても何の問題もなく解くことができるのです。

そのレベルに達するための学習方法は、この記事後半の「法政大学情報科学部英語の攻略法」というところの「精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解」という箇所で紹介していますので、是非ともその学習方法を実践し、確固たる読解力を身につけてしまいましょう。

■一般的な長文問題

例:

「一般的な長文」の問題は、上の画像のような「英語の長文問題と言えばこの問い」と断言できるほど王道の問いと英文で構成された問題のことです。
しかし、この問題では下線が設けられていないため解答根拠を探すのが少し困難になることが予想されます。

菅澤孝平

この問題は、傾向と言っても王道のものであるだけに、それほど突出して珍しい問いもないので、この後の攻略法のところで紹介している学習方法で勉強していただければ十分に対応できると思います。

一つ助言できる点があるとすれば、先に問題に目を通しておくということです。

上の画像のように、長文問題の一番最初の問いが「その文章のタイトルとしてふさわしいものを選ぶ」ことを要求してくることもあれば、(3)のようにある特定の話題に対しての解答を要求してくることもあります。

この大問には下線がないため解答根拠を探すことはなかなか難しいですが、先に問題に目を通しておくことによって「何について問われているのか」をおおよそ把握することができるので、何の印もない本文中から解答を導く上で手掛かりとなりそうな箇所を、最初に本文を読む段階で知ることができます。

そして、根拠となりそうな部分を読み終えた段階で、問題に戻って選択肢を吟味するようにすれば時間のロスは最小限で済みます。

もし、問題を先に見てもその内容をすぐに忘れてしまい、把握ができないという状況に陥りそうな方がいらっしゃいましたら、問題文の一部に着目するようにしてください。
あくまでも「何について問われているのか」が知りたいだけなので、話題の中心を理解できれば十分なのです。

(1)ならばtitle、(2)はagreed rule、(3)はsocial aware navigation、(4)はrobot、という感じで本文中に出てくるであろう話題や、問われていることを簡潔に表している単語のみを切り取ると、頭には残りやすくなりますので、このようにして問われていることをおおよそ把握し、本文を読み進めていくようにしましょう。

■長文中の空欄補充問題

例:

「長文中の空欄補充」の問題は、長文の中に空欄が設けられ、そこに当てはまる文を選択肢の中から選んで解答する形式の問題のことです。

菅澤孝平

この問題は長文問題ですが、文章の内容を要約したり、問題文で問われている内容を本文中から探すようなタイプの問題ではありません。

文脈や本文の論旨から判断して、その空欄に最も適している選択肢を選べばそれで終わりです。

問題の難易度が多少高いとはいえ、しっかりと勉強してきたのであれば十分に対応できるレベルの問題であると言えます。

しかし、落ち着いて読んでいけば解けるはずのものでも、最後の問題であるということもあり、時間に追われて満足のいく解答が出せない可能性もあることを忘れてはいけません。

おそらく配点も高いはずなので、日頃から時間を計って演習し、試験本番での時間配分を誤ってしまうことがないようにしましょう。

法政大学情報科学部「英語」の攻略法

菅澤孝平

続いて、法政大学情報科学部の英語の攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

該当していなかった方も是非この機会に以下の勉強方法を実践し、合格に近づくことができるように頑張ってみてください。きっと効果があるはずです。

❶英語の認識速度は0.1秒 英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ

菅澤孝平

法政大学情報科学部英語攻略法1つ目、「英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ」ということです。

菅澤孝平

受験に英語を使う方であれば必ず英単語の学習はしていると思います。

しかし、正しい方法で学習しなければせっかく時間をかけて勉強してもなかなか身につきません。

そこで、ここでは正しい英単語学習の方法を紹介するので、英単語に自信がない方は実践してみてください。

まず英単語学習を進める上での最終的な目標は、英単語を見た瞬間にその意味が頭に浮かぶような状態になることです。そのためには、英単語帳を完璧にやりこまなければなりません。

その際に注意していただきたいのが、ただ英単語の横に書いてある日本語訳と結びつけて暗記しないようにするということです。

このような方法で暗記してしまうと、英語を見た際に英語を日本語に変換してからその意味を理解する必要があるので、英語を見てから意味を理解するまでに時間がかかってしまいます。

それをなくすため、英語を見てすぐにその意味が理解できるように、英語を英語のまま覚える工夫をしてください。

具体的には、単語帳の単語の横にその意味を想起させるイラストを描くなど、日本語を介在させずにその意味を頭に思い描けるようにすると良いと思います。

もしどんなイラストを描けば良いのか思いつかないということであれば、ネットでその英単語を画像検索してみると、その単語に関わるイラストがたくさん出てくると思うので、その画像を参考にイラストを描くなどしてみましょう。

その状態で単語帳をやりこめば徐々に日本語を介さずともそのイラストのイメージで意味が理解できるようになるので、是非やってみてください。

このような学習方法で、英単語を記憶するようにできれば、その分だけ英語の理解のスピードが上がるわけですから、当然長文を読むスピードも上がり、試験時間に余裕が出てきます。

大問が多い法政大学情報科学部の英語においても、他の受験生より優位に立つことができるはずです。

❷英文法は解説できるように 基礎的な英文法問題が出題されます。

菅澤孝平

法政大学情報科学部英語攻略法2つ目、「英文法を解説する」ということです。

菅澤孝平

この記事で紹介している法政大学情報科学部の英語では、序盤の大問でかなり英文法の知識がダイレクトに問われています。

そのため、英文法に関しては完璧にしたうえで試験会場へ向かうのが望ましいです。

ではどの程度の理解度まで達することができれば、英文法は完璧になったと言えるのかですが、その答えは冒頭にもある通り「英文法を解説できる」段階まで達することです。

どのような分野でもそうですが、解説できるということはその事柄に対しての理解度が極めて高いことを示しています。

好きなアニメや漫画、自分の趣味などについてしっかりと解説できるのは、それらに対する完璧な理解があってこそなのです。

英文法においても、このレベルまで達することを目標にしてください。

文法の問題演習の際に、なぜ自分はこの問題の解答を自分の解答のようにしたのか。また、なぜ他の選択肢では正答になり得ないのか。というところまで自分で説明・解説できるようにしましょう。

そこまでできるようになれば、英文法の問題で満点を取ることはもちろん、英語の長文においても文法事項で躓(つまづ)くことはなくなるので、試験でも高得点が期待できます。

是非文法事項を解説できるようになるまでやりこんでみてください。

❸精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解

菅澤孝平

法政大学情報科学部英語攻略法3つ目、「精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解」です。

菅澤孝平

英語の読解力を向上させるためには精読と音読が効果的であるということは、よく耳にすると思います。

しかし、なぜそれらが読解力を伸ばすうえで効果的なのかということまで理解できる方は少ないと思うので、ここではその理由と精読と音読の仕方を紹介していきます。

まずは精読についての説明から入ります。

精読とは英文を精密に、丁寧に、文法事項や構文にまで気を配り、正確に読み解いていくことを言います。

精読をする目的は、時間をかけてでも英文を正しく理解することにあるため、精読する必要がある英文は自分が一度問題演習などで読んだことのある英文です。

問題演習をしているときに、そのすべての英文を正確に把握できていることは意外と少ないものです。

そのような理解できていない箇所が残っているのにもかかわらず、演習をした問題の正答率が高かった場合には、復習に時間をかける必要がないと思い込み、結果として曖昧な箇所があった英文を放置してしまいかねません。

それをなくすために、演習を終えた英文を精読する必要があるのです。

続いて音読についてですが、必ず精読が終えた状態の英文を音読するようにしてください。

そうすることで、完全に理解した状態の英文を音読のスピードで理解できるようになっていきます。

一度や二度読んだだけでは、なかなか効果が得られないと思うので、何度も読むようにしましょう。

大体10回程度を目安に読んでみると良いと思います。

さらに、音読をする際には日本語が介在しないので、英語をそのまま英語として意味を理解する練習にもなります。

単語帳だけではなく英文でもその練習をすることで、確実に実力を身につけることができますから積極的に音読するようにしましょう。

このように、精読と音読をすると、英文を正しく理解する読解力のみにとどまらず、その読解を素早く行う速読力も鍛えることができるため、継続することで英語の力を確実に伸ばすことができます

是非、精読と音読もここまで紹介してきた学習方法と合わせて実践し、どのような形式で問題が出題されても解くことができる力を身につけましょう。

▼30秒で回答可能!▼
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の

受講が可能です!
▼30秒で回答可能!▼
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の参加が可能です!

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke