【必見】立教大学専門塾が解説する立教大学 理学部 化学の入試傾向と対策

菅澤孝平

立教大学専門塾RIKYO-PASSの代表菅澤です。

このページでは、立教大学理学部の化学入試問題の傾向や特徴を解説しております。

覚えることが多く、理論計算が大変な大学受験化学は多くの受験生にとって悩みの種ですが他教科とは違い奇抜な出題は少なく、出題形式はどこの大学も他教科に比べれば似ているのでワンパターンの出題とも言えます。したがってパターンさえ抑えてしまえば第一志望校他併願校の対策が一手にできてしまいます。

このページでは立教大学理学部化学の傾向と対策、また受験化学一般に関する注意とオススメの勉強法についてまとめております。

是非最後までご覧ください。

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立教大学理学部とは

菅澤孝平

理学部とは現代の産業・技術を支える数学、物理学、化学、生命理学などの基礎科学をもとに、知識だけでなく論理的思考を基本とした、新しい産業・技術や学術・文化を生み出すことにつながっている学問です。

[立教大学理工学部ホームページをもとに作成]
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立教大学理学部について詳しくは以下のリンクに書いてあります。ぜひご覧ください。

立教大学理学部「化学」の前提情報

試験時間75分
大問数4題
解答形式記述式
頻出単元理論・無機・有機
菅澤孝平

立教大学の出題は2021年度より大きく変化しました。ですからネットなどに載っている情報の多くが旧形式の試験についてのものです。このページでは今後の出題傾向が新形式のもので続行するとして、新形式入試傾向に重点を置き解説していきます。

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旧形式の試験では大問7つ(化学科)でしたが新形式では大問が4問(物理学科以外全て)に減少しました。しかし安心してはいけません。入試というのは油断が大敵です。

ただし出題内容は大問自体の出題は過去のものと類似しているので過去問が使えるのは受験生にとって嬉しいです。

以下では具体的な出題形式とその対策について書いてありますので是非最後までご覧ください。

立教大学理学部「化学」の傾向

菅澤孝平

それでは、立教大学理学部「化学」の特徴・傾向を見ておきましょう。

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立教大学理学部「化学」の問題は、大きく分けて2つのレベルの問題が存在します。

選択式の小問集合(大問1)

記述式の大問(大問2〜大問4)

以下の問題が存在します。

■選択式の小問集合(大問1)

例:

ご覧のように大問1は完全に独立した小問をa~eの5つから選択するような問題です。基本的に覚えているかどうかの確認なのでわからなければ考えずに運に委ねましょう。

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上にもあるように、覚えているかどうかの確認のような問題なので覚えていなければ考えて正解導くのは非常に難しいです。

わかる問題からパパッと終わらせてしまい、わからない問題は考えても基本的に無駄なので適当に選びましょう。

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思い出せなかった時には、思い出すまで時間をかけるのではなく、適当にcあたりを解答用紙に書いておいて次の問題に進みましょう。

正解が出せそうにない問題に悩むことに時間を使うことよりも、正解を導けそうな問題に時間を割いておくことが賢明です。

もちろん普段の学習から教科書や参考書の隅々まで確認しておいて、試験本番で忘れることがないようにすることが理想的です。そうはいっても実際の会場ではど忘れすることがしばしばあります。そういう時はバッサリ捨てて気持ちを切り替えて前へ進みましょう。

■記述式の大問(大問2〜大問4)

例:

大問2〜大問4に関しては上のようにかなり肉付きの良い大問になっています。構成としては理論・無機・有機のようになっていますが分量はどれも同じくらいです。

菅澤孝平

大問1とは大きく異なり、大問2〜大問4に関してはかなり分量の多い問に関して記述式で回答するような問題です。出題される内容もどちらかと言えば私立らしくない、基礎だけど簡単ではないようなものばかりです。道具の名称や特定の操作をする理由など細かいところまで聞いてきます

「計算だけできればいいや」とか「反応式がかければいいや」などと安直な勉強に陥るのではなく、この操作にはこの道具を使う、などや冷やしながらかき混ぜるのはなぜなのかなど操作全体について詳細も気にしながら勉強してください。

後ほど説明しますが化学は暗記が多いです。こう言った理論や理由があると多少なりとも覚えやすくなります。そう言った意味でも理論を以て理由を説明できるところは覚えておくと後々楽になるでしょう。2021年度では実際に「ジアゾ化を氷冷化で行う理由」についても聞かれています。

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と前半部ではあまり耳障りのいいことを言いませんでしたが、冒頭にも申し上げたとおり受験化学というのは一般的にワンパターンの問題しか出題されません。お手元の問題集にそっくりな問題が実際の本試験の会場でも出題されると考えてください。

ですから普段の勉強においては持っている問題集を演習する、ただそれだけでいいと思います。

ただしその時に解答の端の方に書いてあるようなことや問題自体にはあまり関係ないもののコラム程度に載っている箇所などもきちんと確認するようにしてください。先ほども申し上げましたように立教大学理学部ではかなり細かいところまで聞いてきます。以下には立教大学理学部化学の攻略法や受験化学一般の注意点について記述しています。

是非最後までご覧ください。

立教大学理学部「化学」の攻略法

菅澤孝平

次に立教大学理学部化学の攻略法をお伝えします。上にあるように立教大学理学部の化学は暗記だけの簡単な問題から特定の操作をする理由などの基礎だけど難しい問題まで実に幅広い出題です。

とくに大問2〜大問4に関しては大問全体として連続な出題で出題された分野が苦手だとかなりの失点を免れません。最低でも合格点、あわよくばその一歩先まで受験で点数を獲得できるようになるためにも以下に書いてあるような注意点やオススメの勉強法などを参考にして日々の学習に役立ててください!

❶暗記するものは暗記

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受験化学をなんとか暗記せず攻略しようとしている受験生の方々へ、残念ながら受験化学は暗記です、諦めて暗記しましょう。実は筆者も受験化学をなんとか覚えずに攻略しようと試みた受験生の一人です。酸化還元や有機化学など、何か法則があって導けるはずだと思っていました。
しかし大学受験を経験して導いた結論は「受験化学は暗記」ということでした。もうしょうがないのです。周期表から合成高分子化合物まで、化学のほとんどは暗記です。反応式に至るまで素直に覚えるようにしましょう。

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とはいっても全てが全て暗記というわけでもありません。とくに理論化学においては逆に「法則」を知っていないと解けない問題もあります。ですがそういった問題は立教大学では出題されないので暗記で済ませてもいいです。

例えば電子親和力が周期表右上に行けば行くほど大きいことや、電池の陽極不極は暗記ではなく電子配置やイオン化傾向から説明できます。このように法則を持って物事を結びつけることも可能です。

残念ながら教科書などにはあまり記述されてないので疑問があれば積極的に先生や、化学がよくできる友達に聞きに行くようにしましょう。ちなみに PV = nRT を V で割ると Π = cRT になります。ということは c = n/V つまり「モルを体積で割ったもの」つまり「モル濃度」ですよね。と言った具合に受験化学でも上手く単元を接続できることもあります。

❷無機は99%暗記。

菅澤孝平

巷では「無機は暗記」と言われますが、筆者も実にその通りだと思います。無機はそのほぼ全てが暗記です。赤褐色人天がなぜ赤褐色なのかには理由がありません。赤褐色は赤褐色、ただそれを暗記するほかありません。初学の時は分量が多くて特に大変なように思われますが、実は思っているほど量は多くありません。一周してみると大体どこをやればいいのかわかってきます。そこで筆者の無機化学を一気に覚えられるオススメの勉強法として1日で無機完結というのがあります。次で詳しく説明しますので是非ご覧ください。

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ズバリ「1日で無機完結」という勉強法は「無機化学全てを1日で覚える!」というものです。分量も多いので日分けにしたい無機化学ですが、2日も経つとやったことを忘れてしまうものです。それを防止するために、特定の1日を丸々開けといてその全てを無機化学に捧げるのです。こうすれば1日もあれば無機化学の暗記はおおよそ完璧です。問題集の無機の分野もスラスラ解けるようになり解くのが楽しくなってくるでしょう。問題演習もその日のうちに終わらせて、無機化学を1日で完成させましょう!あとは問題集2周目3周目で間違えた問題だけ再度解き直せば良いと思います。

➌有機は3割理論

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無機化学と同様に有機化学も暗記という人が多いです。確かに有機化学の暗記部分は少なくないですが、とくに前半に関しては暗記よりも暗記以外の部分が多いです。例えば炭化水素からアルコール、アルデヒドまたはケトンまたは何も起こらないという反応は暗記ではありません。全て法則性があるのです。例えばアルカンからアルコールの反応では水素の一つをヒドロキシ基に書き換え、アルコールからアルデヒドにおいては水素の一つを消し、もう一方の水素をO(二重結合)に書き換えるだけです。と日本語で書いてもわかりにくいと思いますが先生や化学がよくできる友達に聞いてみてください!結構簡単です。

有機化学がパズルに思えてきたらあなたは有機化学を半分ものにしたと言っても過言ではないでしょう。

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周りに聞ける人がいない…という人には、「化学の新研究」という本が存在することだけ伝えておきます。決してオススメはしません。辞書のように分厚く、書いてあることも大学レベルとものすごく難しい本なのですが、難解が故に東大・京大・医学部などを目指していない限りむしろ読まないほうがいいと思います。もちろん化学が好きで将来化学系の研究をしたいなど化学に熱心な受験生は全然読んでいただいて結構ですが、ただ点数を取りたいだけならオーバースペックと言わざるを得ません。

❹有機の残り7割は暗記

菅澤孝平

有機化学が以外にも理論と先ほど申し上げましたが有機化学も化学である故、暗記は免れません。おおよそ芳香族あたりから暗記が理論を上回り、合成高分子化合物や天然高分子化合物に至ってはそのほとんどが暗記になります。有機化学の最初では暗記を免れると希望の光がさすように感じられますがその希望も早くに打ち砕かれます。有機化学でも暗記するところは確実に暗記しましょう

ちなみに、合成高分子や天然高分子はかなり覚えるものが多く、覚えるのが大変という受験生も多いでしょう。そう言った時は構造式を毎回手で書いて覚えましょう。決して教科書を眺めるだけで終わってはいけません

実際に手を動かすことで自分がわからないところが顕著になり、手が構造式を覚えてくれるようになるので、ある程度練習を重ねればスラスラと構造式が描けるようになります。例えばエチレングリコールとテレフタル酸の構造式を手で覚えればポリエチレンテレフタラート(PET)の合成は簡単なパズルです。こういった具合に覚えるところは覚えて、覚えなくていいところは頭を使って導けるようにする、とすれば化学の暗記の量も減りますし、試験中ど忘れしても上のポリエチレンテレフタラートの合成の部分のようにある程度は理論でカバーできます。

❺間違えた問題を徹底的に

菅澤孝平

化学は暗記の要素が多いのでどうしても記憶力勝負のところがあります。一回で全て覚えられればこれほど楽なものはありませんが実際は何度やっても覚えられないことが多いでしょう。

筆者も問題集で何度も間違えた問題の反応式に限って次やるときも間違えてました。間違った回数だけ復習したはずなのに何度やっても覚えられない、そんなものです。


そして化学の復習も時間節約のために効率よくこなしましょう。受験化学の分量はかなり多いです。問題集の一章を進めるだけでも3、4時間かかります。問題集を周回するとき、全ての問題をときたい気持ちは筆者もよくわかりますが、とりわけ受験生には時間がないので全てをやっている暇はありません。正解した問題は自分を信じて周回する際には飛ばしてください。そしてミスした問題にだけ印をつけ、2周目、3周目には前の周で間違えた問題のみやりましょう。正解した問題でも重要な部分には赤線を引くなどして目立たせておいてください。問題集か解答を広げたときぱっとわかるように強調しておくのがポイントです。そうすれば流し読みでも印部分だけ覚えればかなり効率的に暗記箇所を覚えられます


と言った具合にうまくタイムマネジメントもしながら暗記するところは暗記して、暗記しなくてもいいところは理論でも説明できるように学習しておきましょう。本記事冒頭でも申し上げましたように立教大学は詳しいところまで聞いてきます。教科書問題集の細かいところまできちんと目を通し、ちゃんと試験中に答えられるように習得しておきましょう。今日の苦しみも明日のために、ガンバレ受験生!

この記事を書いた人