目次
はじめに

こんにちは!
早慶・GMARCH・関関同立の各大学に特化した大学受験塾を運営しております、代表の菅澤です。

スタッフの稲葉です!

今回は「【東洋はもはや日東駒専ではありません!】東洋大学の偏差値・入試方式・就職率・年収を徹底分析する。」
という形で記事を書いていこうと思います。
この記事を見ている皆さんは、東洋大学を目指す受験生ですか?

実は今、東洋大学の飛躍がものすごいんです!
実際今年偏差値60を超えた学部がすでにあります。
早慶、特にGMARCHを目指している方は一度胸に手を当ててみてください。
「東洋大学、まあ受かるでしょう」とあなどっていませんか?(笑)
2023年度からより本格的に「東洋大学の難関感」が現れると思われます。

「日東駒専」
あなたが高校を卒業する前に もう東洋大学が先にこの中堅私立大学群から卒業するかもしれません。
そんな「注視すべき大学」を見ていきましょう!

今回の記事を読むと・・・
■東洋大学の入試制度が分かります。
■東洋大学の学部ごとの違いや難易度がわかります。
■東洋大学のことを全て理解することができます。

ぜひ最後までご覧ください!

どうぞ!
東洋大学ってどんなとこ?


まずは理解を深めるために、基本情報から見ていきましょう。

東洋大学
「諸学の基礎は哲学にあり」「独立自活、知徳兼全」を建学の精神に
哲学者 井上円了によって1887年(明治20年)創設された。
「私立哲学館」を前身とする。
学生数:30.104名
設置学部:文学部 経済学部 経営学部 法学部 社会学部 国際学部
国際観光学部 情報連携学部 ライフデザイン学部 理工学部
総合情報学部 生命科学部 食環境科学部

なかなかバラエティに富んでいますね。
ゆえに、どの学部がどこのキャンパスにあるのかを
しっかり把握しておくべきですね。

※重要
東洋大学では、2023年度から2024年度にかけて学部・研究科の改組、キャンパス移転等を計画しています。
板倉キャンパスから朝霞キャンパスへ移転
・生命科学部生命科学科(入学定員 113名)
応用生物科学科(同 113名)
・食環境科学部食環境科学科 フードサイエンス専攻(同 70名)
健康栄養学科(同 100名)
・生命科学研究科(同 博士前期課程 20名 博士後期課程 4名)
・食環境科学研究科(同 博士前期課程 10名 博士後期課程 2名)
川越キャンパスから朝霞キャンパスへ移転
・理工学部 生体医工学科(同 113名)
・理工学研究科 生体医工学専攻(同 博士前期課程 18名 博士後期課程 3名)
朝霞キャンパスに開設
・生命科学部生体医工学科(仮称・同 113名)
生物資源学科(仮称・同 113名)
・食環境科学部フードデータサイエンス学科(仮称・同 113名)
板倉キャンパスから赤羽台キャンパスへ移転
・食環境科学部 食環境科学科 スポーツ・食品機能専攻(同 50名)
社会学部(第1部社会福祉学科)在学生の修学キャンパスの遷移
食環境科学部・生命科学部・理工学部(生体医工学科)在学生の修学キャンパスの遷移

白山キャンパスは
実際に行って見たことがあるのですが、キャンパスの想像以上の迫力と
デザイン性に驚きました!
また「学食がおいしい」ことで有名でもありますね。

そんな魅力あふれる東洋大学ですが
続いてここからも重要。
偏差値を学部別にみていきましょう、しっかり目を見開いて確認してください。
東洋大学の偏差値

東洋大学の偏差値がこちらになります。


いや偏差値高すぎ!
特に国際系は完全にGMARCHレベルの偏差値になってきていますね。
東洋大学の難化=「文系学部の飛躍」といえそうです。

ちなみに日東駒専の平均偏差値がこちらになります。


そんな東洋大学ですが、GMARCHの大学と比較するとどうなるのでしょうか?
法政大学を例に見てみましょう。


「平均偏差値」という観点で見てみると、法政大学のほうが高いですが、
ただ、東洋大学には多様な入試方式があり、その中には偏差値60を超えるものもあります。なのでこの表を見ただけでは、法政の圧勝とは言いずらいです。

では続いて東洋大学の入試方式を見ていきましょう。
東洋大学の入試方式


東洋大学の入試方式の特徴
①学部個別入試がない
②前期、中期、後期と受験のチャンスが数多くある。
しかしその分一回の入試であまり多くの合格者を出さない。
③入試方式によって科目数も様々である。
よって自分の得意科目を活かせられる方式に出会えると合格しやすい。
などが挙げられます。

おもに教科や科目に応じた5つの判定型があり、前期・中期・後期①・後期②の
4つの出願日程があります。
中期・後期日程は、大学入学共通テストを受験した後でも出願が可能です。
※東洋大学HPから引用
また「英語重視」「数学重視」などといった、一つの科目の配点が割高になる
方式もあります。得意科目であれば挑戦してみるのもいいと思います。
一般入試前期では、全学部で「英語外部試験利用入試」を実施し、利用率は年々上昇しています。
2022年度入試からは、大学入学共通テスト利用入試前期においても、全13学部で「英語外部試験利用入試」を導入しています。
東洋大学の就職率


東洋大学の就職率は、公式HPによると97.6%となっております。
就職率
= 【就職者数÷就職希望者数(就職者数+卒業時点で就職活動中の者)×100】

また東洋経済による「有名企業への就職に強い大学」トップ200校
で有名企業400社の就職率を日東駒専で比較すると、
日本大学108位 7.3%
東洋大学121位 6.0%
駒澤大学133位 5.2%
専修大学141位 4.0%
となっておりました。
平均年収


日東駒専の括りで平均年収を紹介します。


日本大学はさすが「社長の出身校ランキング1位」という感じでしょうか。
母数も多いですからね。
参考までにしていただけたらと思います!
東洋大学まとめ


結論:東洋大学はもはや「日東駒専」ではない!!
ただ、私たちは頭ごなしに難化したからと言って出願するのはやめた方がいい。
と言いたいわけではありません。
確かに偏差値が高く、レベルが上がってきている。しかし
実際東洋大学は受験機会も多いですし、
どれほどズバ抜けているかにもよりますが、
得意科目が活かせられる方式も数多くあります。ですから
それらを踏まえたうえで、過去問研究や倍率、最低合格点などを下調べする、
「戦略的な受験計画」ができる受験生にはきっと合格のチャンスが巡ってくると思われます。

というわけでここまで東洋大学について紹介をしてきたのですが
いかがでしたか?偏差値の高さに驚かれたと思います。

「これからどんどん伸びていく大学」といったイメージが付いたと思います。
いつか「GMART」「日法駒専」になる時が来るかもしれませんね(笑)
なにより入試方式によって
法政大学に詰め寄る勢いがあるということにはびっくりしました!

そうですね。
しかしここで念のため注意喚起をしておきますが、
「東洋と法政あまり偏差値変わらないのだったら
法政受けて、マーチの称号お得にgetじゃん!」と
安易に考えるのはNG!ということです。
なぜなら「偏差値」だけでなく
「入試問題の難易度」という観点で見ると、
法政大学は出題傾向が独特な部分もあるため
やはり問題自体の難易度は法政大学のほうが高いケースが多いからです。
また求められている能力も多少異なります。
例えば同じ「経営学部」の入試で比較してみると、
法政大学(英語)
大問4題すべてが長文からの出題になります。よって論理的思考力、
そして長い文章に耐え続ける集中力が求められます。
また小説チックな文章も含まれるので「誰がいつ何をしたのか」が
把握しづらく、そのため苦戦しやすいです。
東洋大学(英語)
例年、長文読解、文法語法、会話文、整序などから構成されるオーソドックスな大問構成です。なので「あなたの英語の総合力」が試されます。

いずれにせよ十分な勉強量と対策が必要であることには変わりありません。
ただ、偏差値という数字だけを見てすべてを判断することは控えた方が
よいと思います!

そうですね!
たとえ「GMARCH」が「GMART」になっても
「早慶」が「法慶」になる可能性だってありますしね!

まあ、今の段階では議論を呼ぶと思います。
ひとまず「法慶」より「慶法」のほうがなんとなく良い気が私はしますね。
しかしこのように「未来の大学群」を考えてゆくことは
これからを動向をしっかり見据えてゆくうえでも、有意義かもしれませんね。
「東洋大学」注意深く見ていこう!
では今回はこれで終わりにしたいと思います。

ありがとうございました!
東洋大学に合格するためにやらないといけないこと3選

1:東洋大学の入試傾向をつかむ

過去問の研究は逆転合格をつかむために必須となります。
なぜなら、日頃から大学の入試傾向、形式を意識しながら勉強でき、自分と志望校の距離=ルートを目視しやすくなるからです。

織田信長の言葉を紹介しましょう。
「攻撃を一点に集約せよ、無駄な事はするな。」
たしかに「成績が最短で伸びる」魔法のような勉強法はありません。
しかし「最短の合格ルート」というのは存在します。
その一つが「過去問研究なのです。」
まずは「相手」を知ること、そしてその相手のみを見据えて作戦を練る、
「志望大学専門対策」が合格をつかみ取るうえで確実に重要な要素であることを
認識しておいてくださいね。
2:勉強に対するハードルを下げる


❷勉強に対するハードルを下げる
勉強時間の増やし方、2つ目は「ハードルを下げる」ことです。
勉強時間が増えない受験生に多く共通するのが、
受験勉強をするまでのハードルがデカすぎる事が挙げられます。
■勉強部屋に向かって、参考書を開いて、今日何をするのかを考えて、、、
勉強に至るまでの過程が長すぎるので、
「抵抗感」を感じ、勉強時間を後回しにしてしまいます。
ではどうしないといけないのか?
「勉強へのハードルを下げる」事を推奨します。

例えば、生徒の皆さんは
スマホを沢山触りますよね。
それは、なぜ触ってしまうのか。
スマホへのハードルが低いからです。
肌身離さず持っているので、いつでも触れる環境にあります。
ということは、このスマホと同じ状況を勉強に応用すればいいだけです。

例えば、
■電車に乗る際に、ポケットに単語帳を入れておく
■机の上には、参考書を開いたままにする→スグに勉強を出来るようにする
■勉強部屋で勉強をするのではなくて、リビングで勉強できるようにする
あくまでも一例にすぎませんがこのように、「ハードルを下げる」だけで
皆さんの勉強時間はスグに増えます。
3:「覚える」ではなく「思い出す」訓練をする。

普段の学習をテスト形式にすることをお勧めします。
なぜなら思い出すという作業を勉強に取り入れた方が、より実践に近くなるからです。
思い返してほしいのですが、テストや入試で行われるのは「思い出す」ことですよね。
それに対してやりがちな普段教科書を読んだり暗記をしたりする作業は
「覚える」ものとなっています。
もちろんこれも大事なことです。

しかし普段の勉強から、テストや入試形式を意識することによって臨場感も感じることができ、耐性もつくかと思われますので、
自主学習の際は、「覚える」だけでなく「思い出す」作業を
意識して行いましょう。

志望校合格に有益な情報はまだまだたくさんあります。
よければこちらもご覧ください。

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■対策法
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少しでも合格可能性を上げたい方は最後まで見てみてくださいね。