【必見】明治大学専門塾が解説する明治大学 理工学部 物理の入試傾向と対策

菅澤孝平

明治大学専門塾MEI-PASSの代表菅澤です。

このページでは、明治大学理工学部の物理入試問題の傾向や特徴を解説しております。

物理選択をした受験生の中には「物理が得意だから選択した」という人と、「2科目取らなきゃいけなかったから不得意だけどしょうがなく選択した」という人がいるでしょう。このページでは物理が得意な人も、苦手な人も、明治大学理工学部合格のためにどうやって勉強すべきか、わかりやすくお伝えします。

明治大学理工学部とは

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明治大学理工学部は1944年に明治大学内に創設された、東京明治工業専門学校に由来し、1949年の学制改革に伴って電気工学、機械工学、建築学の3学科からなる工学部に発展し、以来様々な学科を新設して現在では電気電子生命学科、機械工学科、機械情報工学科、建築学科、応用化学科、情報化学科、数学科、物理学科の8学科より構成されています。

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明治大学理工学部の理念は、明治大学の「『個』を強くする大学」の教育理念の下、学生一人一人が自立し、未来を切り開く能力を身につけ、「責任感と倫理観、多面的な思考力と広い視野を持ち、国際感覚にあふれた技術者や研究者を育成すること」を目標にしています。簡単に言うと、「常識と個性を兼ね備えた、個人としても研究者としても高度な人間の育成」を目指していると言うことです。

明治大学理工学部についての情報は別途コチラに記載しております。

明治大学理工学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

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明治大学理工学部「物理」の前提情報

試験時間80分
大問数3題
解答形式マークシート
頻出単元力学・電磁気学・熱力学
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一般的に、大学の入学試験では物理1科目受験、または物理と化学などの2科目受験がよくある入試形態ですが、明治大学理工学部に関しては少し特殊です。明治大学理工学部は「理科」として80分の時間制限の中で、物理3題、化学3題の計6題から3題選択するという方式です。つまり物理と化学を解いてもいいですし、物理だけでもいいですし、もちろん化学だけでもいい、という珍しい形式です。物理と化学2科目勉強した受験生にとってはバーゲンですね。

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大学受験物理の全分野を列挙すると、力学(円運動、万有引力を含む)、熱力学、波動、電磁気学、原子の5つに大別されます。直近の明治大学理工学部の物理を見る限り力学、電磁気学、熱力学が頻繁に出題されていたので受験生のみなさんは特にこれらの分野に力を入れて学習するのが良いでしょう。ただし2019年は熱力学に変わり波動が出題されたので波動の対策も怠ってはいけません

明治大学理工学部「物理」の傾向

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それでは、明治大学理工学部「物理」の特徴・傾向を見ておきましょう。

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この記事では明治大学理工学部の物理について記述しますが、他の大学の物理について対策をしたい方はこちらの記事もご確認ください。

他の大学の物理について対策をしたい方は

こちらの記事もご確認ください。

■傾向

■対策法

全てを記載しています。

少しでも合格可能性を上げたい方は最後まで見てみてくださいね。

他大学の物理対策をしたい方はコチラ

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明治大学理工学部の「物理」はとにかく基本!

ややこしくて紛らわしい出題が目立つ私大理系の入試問題ですが、明治大学の物理に関しては有名どころの問題を「素材の味そのまんま」という感じで出題します。物理が苦手な人にとっても問題集の有名問題などをしっかり対策しておけば得点源となるような出題です。

■典型的な力学の出題

例:

ひねりのない、素直な問題集にあるような問題です。最後の2題は少々難しいですが、それまでの問題は満点を目指したいです。

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仰角θの射法投射の問題です。どの問題集にも絶対載っているような物理の「基本的な」問題です。問われている諸物理量も至って簡素で、いわゆる「ひねり」というような紛らわしい出題はございません。

提示された選択肢から回答を選ぶマークシート形式の出題ですが、まずは自分で答えを導いてぴったり一致する選択肢を選びましょう。選択肢から逆算するような解法はオススメしません。

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ドラマのない「フツウ」の問題です。物理が苦手な人も、問題集と同じような問題しか出されないので「やったことがある問題だ」と落ち着いて回答しましょう。

■有名問題

例:

超有名問題「ホイートストンブリッジ」、公式一発のところは秒でうめちゃおう!

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教科書にも載っている超有名問題「ホイートストンブリッジ」をそのまま出してくれました。公式を使えばなんてことない問題です。

図1関連の問題は満点で突っ走りたいです。図3関連の問題は「ひねり」が加えられてて本番の試験会場では実際後回しにするのが賢明でしょう。他の問題も解き終えた上で最後の詰めとして物理が得意な人がチャレンジするような問題だと思います。

物理が苦手な人は化学の問題を解くか根気良くチャレンジするかの2択でしょう。しかし受験は満点をとるゲームではありません。7割取れれば合格します。図3が解けなくても他が取れれば十分合格できます

明治大学理工学部「物理」の攻略法

菅澤孝平

次に明治大学「物理」の攻略法をお伝えします。特に授業も駆け足で理科の対策にもほとんど時間がさけない現役受験生は勉強法に悩んでさまよっている暇はありません。

このページでは明治大学理工学部物理を攻略するために対策すべき箇所や方法をまとめて掲載しています。物理が苦手な人も素早く点数アップするようなアドバイスも散りばめられています。ぜひ最後まで読んで今日から勉強に生かしていただければ幸いです。

❶公式は暗記!

菅澤孝平

前提として、明治大学理工学部の物理は難しくありません!だからコツを掴めさえすればあっという間に物理が足を引っ張るような状況は脱却できます。そのためにはまずは公式を暗記しなければなりません。

当たり前ですが物理は公式をもとに与えられた事象を考察する科目です。
もちろん律儀に運動方程式から微分・積分を用いて解いてもいいですが試験会場でそんなことをやっている暇はありません。ましてそんなことを期待されるのは東大や京大レベルの試験だけで、明治大学の受験ではただ「ムダ」な作業に成り下がります。その代わり教科書に載っている公式を暗記するだけで圧倒的な時間短縮と余計なことに頭を使う必要がなく、点数がすぐに伸びるようになります。以下では具体的にどれを暗記すればいいかお伝えします。

まず教科書で何かしら強調されている公式は素直に暗記しましょう。ma=F や Q=CVは言うまでもありませんがホイートストンブリッジのR1/R2 = R3/R4のような若干マイナーな公式も覚えて初めてMARCHレベルに関しては乗り越えられます。物理が得意な人や余裕がある人はその導出も覚えておくとさらに上のレベルの大学やひねりを加えられても対処できるでしょう。


筆者オススメの問題集は河合塾の「物理のエッセンス」「良問の風」です。正直これをやれば点数伸びます。現に筆者自身も今となっては東大物理学科でも優秀な成績を修める友人からオススメされた本です。覚えることが赤字で強調されていてわかりやすく、「物理脳」の育成にも非常に役に立つ受験物理の必読書です。

❷まずは力学

菅澤孝平

「物理」を勉強し始めるときにまず学習する力学ですが、まずはここで点数が取れないと物理がものすごく足を引っ張るようになってしまいます。実際「物理」の変遷もこの古典力学から始まったもので、受験としての物理だけでなく物理学自体の始まりに相当する部分です。ですからこの分野を苦手とする受験生の方はまずはここを鍛錬しましょう。

力学を不得意とする受験生の多くが「動きをイメージできない」という問題を抱えています。しかし難しいことはなく、上にあげた射法投射の問題ではボールが「右に向かって放物線を描いて運動するよね」簡単に言えば「フワンと飛ぶよね」だけわかれば結構です。しかしこれ以上のイメージは危険です。というのもイメージと数式がずれて正しい回答を導いても間違っていると勘違いすることもあるのであまり詳細なイメージはたてない方がいいでしょう。


軽くイメージできたら適時公式に当てはめるだけで答えが自ずと出てきます。このとき大事なのは「公式を知っている」こと。公式を忘れても導ければ大丈夫ですがとりあえず「公式が使える状態は絶対です。力学で覚える公式は受験物理としては多めですが教科書半ページにおさまる程度です。まずは公式を覚えましょう。余力があったり物理が得意な人は公式を導けるようになると物理が面白くなりますよ。

とりあえず、物理が得意な人も不得意な人もいますぐ「物理のエッセンス」を読みましょう。本当に筆者がオススメする優秀な本です。力学は赤色の方です。

➌次は電磁気学

菅澤孝平

さて物理の基本、力学をある程度修めたら次は電磁気学を勉強しましょう。学校のカリキュラムでは一番最後に習う範囲ですが、国公立私立にかかわらずほとんど全ての学校で力学とともに出題されます。加えて熱力学か波動が出題されるというのが一般的です。したがって電磁気学の重要性は力学に引けを取らず、熱力学や波動よりは大きいです。

初学者は電磁気学に入ると、毛色が今までと全く異なるのでいきなり解けなくなったり教科書を理解できなくなったりします。実際筆者も物理は得意でしたが電磁気学でやられました。ですから電磁気学を苦手とする受験生の気持ちがよくわかります。

電磁気学がむずかしく感じられる大きな理由の一つは、力学が「過去から現在へ」といった時代の流れに沿って教科書が書かれているのに対し、電磁気学では「現在から過去へ」と時代に逆行して教科書が書かれていることによります。

だから力学の時は「こうだから、これが導かれるよね」のような構成になっているのに対して電磁気学では「はい、これ公式。覚えて。」みたいな構成になっているのです。この違和感が電磁気学を難しくさせている大きな要因だと筆者は考えます。物理公式を律儀に導く、学問的に正しい姿勢を持つ受験生こそこの唐突な公式の嵐に立ち向かえなくなります。もう諦めましょう、暗記です。

しかし暗記しただけでは問題は解けません。というのも公式の使い方が分からないからです。ですから 公式を覚える → 簡単な演習 →  難しい演習 といったサイクルで電磁気学を習得していきましょう。前二つは「物理のエッセンス」の青色で、難しい演習は「良問の風」、余力があれば「名問の森」で経験を積みましょう。ただし「名問の森」はMARCHを第一志望とする受験生にとってオーバーキルなのでやらなくていいです。MARCH以上の大学を目指す人にとってはオススメです。明治大学を第一志望としている受験生は「物理のエッセンス」→「名問の森」→「共通テスト対策」→「明治大学過去問」といった流れがいいでしょう

❹熱力学・波動 ステもんは作らない!

菅澤孝平

さて、大抵の受験では力学、電磁気学、熱力学または波動という構成なので、熱力学が出るか、はたまた波動が出るか、これは受験当日のお楽しみです。

過去問から今年どちらが出るか予想がつく大学もありますが、明治大学はランダムに出題する傾向なので自分が受験する年の予測は立てるのが難しいです。そもそも人生を左右する大きなテストで勘に頼るのはあまり得策ではありません。熱力学と波動、両方対策して試験にのぞむのが正攻法でしょう。ただしここ数年は熱力学推しなので受験直前は熱力学を多めに演習しても良さそうです。しかし絶対に「波動がでたら捨てる」といった魂胆だけはお止めいただきたい。

しかし、物理が本当に不得意で「化学が得点源」といった受験生は力学と電磁気学だけやって第3問は捨てる、といった戦略もあるかもしれません。筆者はあまりお勧めはしませんが。

ところで熱力学と波動、不得意にしている受験生はかなり多いです。筆者自身、物理は得意でしたがこの2分野だけは大抵足を引っ張っていました。何度も申し上げますがまずは「物理のエッセンス」をやりましょう。この問題集は本当にいい問題集です。(河合塾からお駄賃は頂いておりません)そして「良問の風」で演習量を積めば少なくとも「足を引っ張る」といった事態は回避できるでしょう。本当に不得意な人はエッセンスと良問の風を行ったり来たりして自身で回答プロセスを構築することもいいでしょう。また「宇宙一わかりやすい高校物理」といった問題集を僕の物理を苦手とする友人達が持っていましたが、手にとってみて気に入ったならどんどん使っちゃってください。

❺戦略を立てよ!

菅澤孝平

何かと忙しい理系受験生、英語も数学も理科もといくら勉強してもなかなか前に進まないもどかしさといったら理系受験生の宿命です。英語と社会だけとかいうふざけた私大専願文系受験生を横目に今日も数学に苦しむ、諸君の辛さも筆者にはよくわかります。なんといっても受験科目が多くてその全てが重いんですよね…

ですから無計画にただ問題集をひたすらやっているようでは本当に貴重な時間を無駄にしかねません。受験当日までの綿密な勉強計画のもと勉強しましょう。大手塾は「夏休みまでに不得意分野を消化」とよく言っていますが本当にその通りだと思います。秋からは難しい問題演習と過去問演習で不得意分野に時間を割いている暇がありません。現役生は夏休みになって初めて理科に取り組み始めた、という人もいますがなにがなんでも夏休みまでに「不得意分野」をなくしてください。ここで言う「不得意分野をなくす」とは少なくとも物理のエッセンスレベルの問題でつまずかないレベルの学力まで全ての分野を習得する、と言うことです。欲を言えば良問の風レベルもおおよそ完璧にして欲しいですがMARCHを第一志望としているならそこまでキツい条件は満たしていなくても大丈夫です。

あとは数学と英語を鑑みながら最大限理科に時間をふってください。時間が足りない人は「英語と数学はゼッタイ、理科は最大限!」と言った勉強計画が有効でしょう。今日の苦しみも明日のために。筆者も心より難しい挑戦に挑む受験者諸君の合格を祈願しております。

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。

決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる。」-(イチロー)

菅澤孝平

明治大学理工学部の物理については以上になります。


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■傾向

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