法政大学専門塾HO-PASSの代表菅澤です。
このページでは、法政大学理工学部の英語入試問題の傾向や特徴を解説しております。
法政大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。
法政大学理工学部に合格したい方は「英語」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。
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法政大学理工学部とは
法政大学理工学部についての情報は別途コチラに記載しております。
法政大学理工学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。
法政大学理工学部「英語」の前提情報
試験時間 | 90分 |
大問数 | 4~7題 |
解答形式 | マークシート式 |
頻出単元 | 空所補充・論説文 |
法政大学の出題傾向や形式は学部によって様々なため注意が必要です。
この記事で扱う法政大学理工学部の英語の試験は、試験時間90分で、出題される大問数は4~7題、解答形式はすべてマークシート式になっています。
全問マークシートによる解答形式のため、記述問題に特化した対策は必要ありません。よって、英文和訳や英作文の練習に多くの時間を割く必要はないと言って良いでしょう。
しかし、記述式問題がないからと言って試験を甘く見てはいけません。法政大学理工学部の英語の難易度は決して低いわけではないので、傾向とその対策方法をしっかりと押さえておかなければなりません。
また、大問数4~7題に対して試験時間が90分と長く感じる人もいるかもしれませんが、時間配分を考え、解くペースを調整しなければ、試験時間内に解き終わらない可能性も十分にあります。常に時間を意識して問題を解くように心がけましょう。
もう一つ押さえておきたい点は、法政大学理工学部の英語は学科や方式によって問題が異なっているということです。試験時間は同じでも、大問数に大きな違いがみられ、それぞれの出題に異なる特徴があります。自分の受ける学科や、自分に合った出題形式はどれかを考えておくべきでしょう。
法政大学理工学部「英語」の傾向
それでは、法政大学理工学部「英語」の特徴・傾向を見ておきましょう。
法政大学理工学部の英語には記述式の問題はなく、すべてマークシート式の問題が出題されています。
しかし、どのような形式で問題が出題されても対応できるように、基礎的な分野から幅広く徹底して対策することが重要です。
ここからは、どのような問題が出されるのか具体的に見ていきましょう。
法政大学理工学部の問題は、大きく分けて3つの問題が存在します。
■短文の空欄補充問題
■長文中の空所補充問題
■内容合致問題
以上の問題が存在します。
■ 短文の空欄補充問題
例:
「短文の空欄補充」の問題は文法問題においてよく出題される、短文中の空欄に適切に当てはまる語句を選択肢から選んで解答する形式の問題のことです。この形式の問題では文法の適切な知識が問われていて、合格のためには絶対に落としてはいけない問題の一つとされています。
短文の空所補充問題は、受験生なら全員が解いたことのある文法問題です。問題集でも定番となっているため、この問題を対策する機会は非常に多いと思われます。その分、よりスピードを求められる問題といえるでしょう。いかに早く解き終えてほかの問題に対して時間を残せるかが重要になってきます。
解くスピードに加え、確実に正解することもこの問題では大切です。問題の難易度も標準的といえるため、全問正解を目指す必要があります。
他の受験生もすべて正解しているものだと考え、一つ一つの解答が合否を分けているという意識をもって取り組みましょう。
日頃から文法の基礎を抑えて練習し、本番でも焦らないように注意しながら確実に解くことを意識しましょう。
■長文中の空所補充問題
例:
「長文中の空所補充」の問題は長文中にある空所に適切に当てはまる語句や文を選択肢から選び解答する問題のことです。 これも定番問題ですが苦手な人も多く、他の受験生と差をつけられる問題でしょう。
長文中の空所補充問題は上記で述べた通り、よく出題される問題の一つです。しかし長文に対する苦手意識から、この手の問題が得意でない人も多くいるように感じます。
長文が読めないという理由からこの問題を避けてきたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、このタイプの問題は長文の内容が完全に理解できていなくても解ける場合が多いです。
というのも、多くは長文の内容とは関係のない独立した文法問題だからです。
独立した文法問題であったならば、先述した「短文の空欄補充問題」と全く同じです。すなわち、苦手意識を持つ必要はなく、逆に得点源と捉えることができるでしょう。
そして、独立した問題ではなく、文章の流れを汲む必要がある場合も悩みすぎる必要はありません。
このような場合は文章すべてを理解していなくても、空所の前後関係だけをつかめていれば解くことが可能です。
日頃から文と文のつながりを意識して長文読解に取り組むことで、前後関係をつかむ力を身につけておきましょう。
長文だからと考えすぎず、落ち着いて取り組めば必ず答えにたどり着けるので、あきらめずに練習を重ねていきましょう。
■内容合致問題
例:
「内容合致」の問題は長文問題の最後に頻出の、長文の内容と合致している選択肢を選び解答する問題のことです。
内容合致問題は、とにかく時間がかかるために時間内に解ききれなかったという経験をした人も多いと思います。
確かに、選択肢に書かれている内容を理解して、その選択肢に近い内容が本文中にあるかを照らし合わせることは、どうしても時間をとってしまいがちです。
しかし、できるだけ時間をかけずに解く方法もあります。
それは二つあります。
まず一つ目は、先に選択肢に目を通して理解しておくということです。選択肢の内容を先に理解しておくことで、本文を読むときに選択肢の内容が矛盾していないかを確認しながら読み進めることができます。
二つ目は、選択肢中にある固有名詞や数字、その他重要と感じる単語に印をつけておくということです。印をつけた単語が本文中に出てきたら、その前後を注意深く読み、選択肢の内容と合致していないかを確認するようにしましょう。
本文すべての内容を覚えて選択肢と照らしわせるよりも、選択肢の内容を覚えて本文と照らし合わせながら読むほうが負担が少なく、何度も選択肢と本文を行き来する必要もないはずです。
このような方法で問題を解く習慣を身につけておきましょう。
法政大学理工学部「英語」の攻略法
続いて、法政大学理工学部の英語攻略法を記します。
ここに該当してない場合、合格は厳しいです。
しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。
❶英語の認識速度は0.1秒 英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ
法政大学理工学部英語攻略法1つ目、「英語を英語として認識できるまで英単語帳をやりこむ」ということです。
英語の勉強をするうえで一番最初にしなければならないことは英単語を覚えることです。単語を覚えていなければ、どのような形式の問題であっても対応することはできないでしょう。
しかし、正しく英単語を覚えられているでしょうか?
英語を勉強しているのにもかかわらず、なかなか伸びないという人は英単語の覚え方を間違えているのかもしれません。
正しい英単語の覚え方とは、日本語に対応させて覚えるのではなく、ひとつの英単語を見た瞬間に、その単語のイメージができる状態にする、ということです。
英語を始めたての時は日本語に対応させて覚える必要があると思いますが、大学受験レベルになると一つ一つ英語を日本語に訳しているほど時間に余裕はありません。
日本語を介さずに英語のままでその単語のイメージをすることによって、文の読む速さはもちろん、文章の理解度もより上がります。
なぜなら、今までは日本語に訳すことで精一杯になってしまい、その日本語の意味を吟味する余裕がない場合があったからです。
これは英語が苦手な人がよく陥ってしまうパターンだと思われます。
したがって、単語を覚える時に、その単語のイメージを思い浮かべられるようにしていただきたいです。そのイメージが一瞬で浮かぶまで何度も何度も繰り返し英単語帳をやりこむことをお勧めします。
❷英文法は解説できるように 基礎的な英文法問題が出題されます。
法政大学理工学部英語攻略法2つ目、「英文法を解説する」ということです。
英文法は法政大学理工学部では多く出題されている分野になります。したがって、英文法の理解を深めるということは合格に直結するといえるでしょう。
また、英文法というのは英単語同様、英語の基盤となるものです。文法の理解がおろそかになったままだと長文問題など全く歯が立ちません。
そして、文法問題は得点を稼ぎやすい問題であるため、確実に得点できるようにしておかなければなりません。
では、英文法はどれ程勉強する必要があるのかというと、解説できるようになるまでです。
その理由は、その分野を完全に理解して、十分な知識を持ち合わせていないと解説はできないからです。
なんとなく選んだ解答が正解だったとしても、それではなにも理解できていないことと変わりありません。その問題の正解がどのように導き出されるのかを論理的に説明できるようになって初めて問題を理解したのだといえます。
どのような文法事項でも解説することができれば、もう文法問題で躓(つまづ)くことはほとんどないでしょう。解説できるということは完璧に理解し必要な知識を身に着けたことを意味するのです。
英文法の勉強をする際は、ぜひ「解説できる」ことを目標に取り組んでみてください。
❸精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解
法政大学理工学部英語攻略法3つ目、「精読&音読による英語長文問題集の徹底的な理解」です。
長文読解を上達させるためには精読と音読は必要不可欠です。
長文の問題演習をするとき、わからない単語や表現方法が出てくることは稀ではありません。問題を解くときはある程度分からないところを読み飛ばせられるようになることも大事ですが、長文の問題演習で最も肝心なのは問題を解き終わった後の復習です。
この復習の段階で行うことが精読と音読です。
まず精読とは、長文の文章一つ一つの文構造や内容を完全に理解しながら読んでいくことを指します。
この精読の時に、問題演習中にわからなかった単語や表現の理解に努めましょう。また、そのほかの部分は正しく読めていたのかの確認をすることも重要です。
わからなかったことをそのままにしておくことは非常にもったいないことです。たとえ問題演習の出来が良かったとしても必ず精読をするようにしましょう。
精読を終えたら、次は音読です。この音読は精読が終わり完璧に理解できている文章を読むことで、その理解を定着させる目的があります。
また、音読を続けることで読むスピードも向上させることができるため、長文読解においてとても大きな効果があるといえます。
音読に関しては、一つの文章に対して少なくとも五回、できれば十回程度を目標に行いましょう。
精読と音読は繰り返し続けることで効果が生まれます。一回精読し終わった文章でも、時にはもう一度やり直してみる、また音読してみることも大切になってきます。
長文問題は決してやりっぱなしにするのではなく、根気強く何度も精読と音読を繰り返して、より一層理解を深め定着させられるように努めましょう。
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