半年で国際基督教大学合格、5カ月で慶應大学合格まで残り10点の受かる基準
初めに
受験生の受かる基準、司会の代表菅澤です。
今回は、僕たちの塾で講師のお仕事をしている南先生に、実際にどうやって国際基督教大学、ICUに受かったのか聞いていきたいと思います。
少しでもICUに受かりたいとか難関大学に受かりたいと考えている方で「どれぐらいの努力をすればいいのか知りたい」方は最後までご覧いただけたらなと思います。
記事ではなくて、動画でこの内容を確認したい方は
下記動画リンクより閲覧してください!
それではどうぞ。
南先生の自己紹介
さっそく僕らの塾で働いている南先生に「どうやって努力していけばICUに行けるんだ」という話を聞いていきたいと思うんですが、まず自己紹介をお願い白井と思います。
フルネームと最終学歴をお伺いしてもいいですか?
名前は南あさかと申します。
最終学歴は国際基督教大学教養学部です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
南先生は国際基督教大学に合格されているというお話があったと思います。
■実際どういう形で努力をして
■どういうレベルで入ったのか
という点を聞きたいと思います。
まず高校のレベルが、
■高かったのか
■低かったのか
■普通ぐらいだったのか
そこをお伺いしたいと思います。
出身高校はどこにあるんですか?
高校時代
学歴が私は結構複雑なタイプで、まず日本の高校の光が丘女子高校っていう愛知県の高校に普通に入学をして、高校2年生の夏まで普通に通っていました。
そのあとに一応休学留学という形でカナダのバンクーバーにあるマギーセカンダリー高校に…。
マギーセカンダリー高校?
本校は、多くの科目で学習機会を提供している総合中学校です。学業面に特に力を入れており、 多くの生徒が卒業後も高等教育機関で勉強を続けています。 また、美術プログラムでも知られています。特に、多くの生徒が参加している音楽と合唱のプログラム、 体育と芸術パフォーマンス・プログラム(SPARTS)は高い評価を得ています。
引用:留学サイトドットコム
はい。普通の公立高校なんですけれども、そちらに休学留学して1年間過ごしたら楽しくなっちゃって、そこからもう1年間在学してこの学校から卒業したいなと思って日本の光が丘高校を辞めて、そのままカナダの高校を卒業して帰ってきました。
かなり複雑ですよね。
実際に高校を退学されてそこに編入する方はなかなかいないと思うんですが、実際そこからどうやって大学を目指されたんですか?
まず向こうの高校は夏に学年が終わるのでその後に帰国をして、9月から本当に追い込み5か月間という期間で慶應大学の文学部を勉強を始めました。
受験生の半分ぐらいに圧縮して、勉強を頑張って慶應を受けようと考えたという訳ですね。ということは英語はある程度できているわけなので、英語に関してはいったん置いておいて、勉強すべきは慶應なので小論文と選択科目で日本史ですよね。
なので小論文と日本史を勉強したという形でお間違えないですか?
はい、そうですね。
結構大変じゃなかったですか?
もう二度とあんな勉強詰め込むことできないんじゃないかっていうぐらいに、朝から晩まで自習室にこもっていました。
私の場合、高校を卒業していたというのもあって、浪人生の方と同じような生活リズムだったんですが、朝から晩まで自習室は時間の許す限り使わせていただくという形で勉強していました。
なかなか5ヶ月で、かつ小論文なので自分の書いたものがどんどん添削されていく過程も辛いですよね、あれはね。
ほんとメンタルぼろぼろだった時もあります。
実際そこで小論文と日本史を極めて慶應義塾大学受けられたと思うんですが、そちらの方はどうだったんですか?
得点開示であと10点くらいでダメだったんですよね…。
でもそれでも5ヶ月でもあと10点のところまでもっていけている、その努力が素晴らしすぎますよね。
そこから国際基督教大学ICUに合格されているという話がありましたけれども、どういう形で合格されたんですか?
どうやって合格したか?
その後は本当に一般で駄目だったのですぐに帰国子女入試に切り替えよう、という感じになりました。
私は2年間留学をしていたので帰国子女入試の受験資格がありました。
そこでTOEFLという、TOEICや英検とかよりももう少し世界基準かつアカデミックな英語の試験があって、それを半年ぐらい専門の先生を付けてみっちり準備をして無事に良い点数がとれたので高校の成績と一緒に出して、当日は小論文と面接という形で合格を取りました。
大学受験の最初は小論文と日本史の対策をしたけれども、そこからはTOEFLの勉強に切り替えて、何とか受かったというところなんですね。
めちゃめちゃ大変な受験勉強でしたよね。
壮絶な過程がお伺いできたと思いますが、5か月で慶応大学まであと10点ってところに持っていけている所もすごいと思いますし、逆に半年で合格点までTOEFLを持っていけていること自体も凄いと思います。
そこで、
■どれぐらいまで努力をしたのか
■どれぐらいまで受かる基準にもっていけたのか
という点がやっぱり気になるんですよね。
このチャンネルの趣旨は
■合格した方の受かる基準
■どれぐらいまで努力すればいいのか
を聞きたいチャンネルになってますので、是非とも南先生の受かる基準みたいなもの聞けたらたなと思います。
先ほど動画の前に色々聞いたことが大体5つ6つあったと思います。そこをちょっと聞いていきたいと思うんですけども、実際どういう形で勉強されていたんですか?
どんな勉強をしたのか?
まず私の場合は自学自習のスタイルじゃないと追いつけず、集団の塾が無理だったので、自分で勉強できるタイプの塾に入会をして、だいたいお昼の1時ぐらいから塾が開くのでそこからクローズの21時~22時ぐらいまで自習室に引きこもって勉強していました。
今、2022年度2月15日現在ですけどT塾さん。なんでもないですけれども世間をにぎわせているT塾さんに通われていたということですよね。
かなり塾や予備校に通われている方いるのかなと思うんですけど、果たしてそれを最大限有効活用利用できていますか?って所はこの動画を見ている受験生の方には心の内に聞いてほしいです。
二つ目はどんなことをやりましたか?
私の場合日本史は小論文もですけど、本当にゼロからだったんですよ。
中学校以降全く触れてなくてそれでやっぱり最初の一ヶ月でどれだけ基礎を詰め込めるか、というところが勝負でした。
それこそ本当に「教科書より優しい日本史シリーズ」というのを私は最初に解いたんですけど、それは大体1か月くらいで2~3週は絶対に解かないと、と思っていました。
初めて聞く単語だらけなんですよ。
こんなのやったっけな位な感じのものを、とにかく最初の一ヶ月で型を作って詰め込んで、その後はスピードマスターっていうアドバンスドな参考書に1か月から1ヶ月半ぐらいのスパンで2~3週を目安に参考書を入れ替えながらっていう形で勉強していました。
それこそ「教科書より優しい日本史」は簡単な日本史ではありますけど、それでも通史を全部扱うわけですから極端な話、高校1年生とか2年生のレベルを1ヶ月で詰め込んでいる。
それを三周したっていうのはなかなかできないことだと思いますけど、逆に1ヶ月でそこまでできれば日本史の成績を持っていけるっていうことですよね。
逆に慶応大学まであと10点だったけれどもそれぐらいまで持っていけたわけですから。
ということを考えたときに、今みなさんの方でちょっと手を抜いているところがあれば、1ヶ月で4週5週さえすれば受かる基準まで持っていけるって考えたら、結構やる気が湧いてくるんじゃないかと思います。
皆さんも一度頑張ってみてはいかがでしょうか。
他に何かありますか?
使っている参考書があるでもいいですし、この使っている参考書これぐらいまでやった、みたいなことをお聞きしたいと思います。
そうですね、本当具体的な参考書情報で言うと日本史100題というのが有名かなと思うんですが、私の場合は慶應のために文章的な記述式の対策をしないといけなかったので、論理立てて日本史を説明できるように、100題を最後の2~3ヶ月はもう肌身離さず持っていました。
スマホのようにね。
ですね。
入試直前までもずっとホテルで解いて、みたいな感じでやってました。
肌身離さずやられていたと。何週かやったか覚えている以上までやる。
それぐらいまでやるのが受験生の方でも重要だと思いますので、皆さんの方でも「何週やった?」「5週、10週やった?」ではなくそれ以上、覚えてないぐらいまでやってもらえたらなと思いますね。
後は他にも頑張った一つの基準のようなものがあればお伺いできればなと思うんですけど、何かあったりしますか?
やっぱり肌身離さずというと一問一答も、やっぱり単語をとにかくやらないといけなかったので、本当にお手洗いに行くときも持ち歩いて…みたいな感じでした。
お手洗い行くときにも一問一答持ってたんですか!?
ずっとこう片手に抱えていた印象ですね。
なかなか大変な大学受験生活ですけど、それでもしっかり乗り越えればなんとか半年で慶應あと10点っていうところまで持ってけるし、国際基督教大学に合格できるっていうところまで持っていけているので夢はありますよね。これくらいまで頑張ればね。
もしこの動画を見ている方で「ちょっと自信がないな」とか「あと半年で」とか、「あと7か月、6か月で本当に行けるの」と考えている受験がいるかもしれませんが、実際にやれている受験生というか、やれてる・もう既にやった人もいるのでそこは皆さんも参考にしてもらえたらなと思いますね。
ICUに入って良かったこと
ICUについて
実際に国際基督教大学に入って何か良かったことはありますか?
ICUはちょっとカリキュラムが特殊な感じになっていまして、まず1~2年生の間は文理問わず好きなことを勉強できる仕組みがあります。
学部も一つしか無くて少人数教育っていうのも行き届いていて、何かやりたいことが明確にない人、「学部って言われても何かやりたいことがないし、とりあえず倍率で選んじゃえ」みたいな人とか、あと「本当にいろんなことを勉強してみたい」、「学問同士の繋がりを知りたい」という人には本当におすすめな大学になっていると思います。
そうなんですね。じゃあ言い方は良くないですけど、広く浅く学べる大学ということですね。
広く浅くという聞こえは良さそうな感じもしますが、結構キツイみたいな話もこの動画撮る前にお話を聞いたんですけど、やっぱり結構キツいんですか?
ICUの授業
ICUって皆さんのイメージとしては英語ができる人が入る大学、というのがあると思うんですけど、1年生で入った時にELAという授業を日本人の学生さんみんな受けるんですけど、授業も課題も読む資料とかも全部英語なんですよ。
なので海外で授業を受けているような感覚で、先生も英語のネイティブの先生なので、そういったところで英語慣れをしていないような方とかはみんなひいひい言ってました。
そうなんだ。それこそ海外経験があればなんとなくスムーズに入れるけども、これまで純ジャパだった子は病みますよね。
純ジャパとは帰国子女ではなく、海外留学などの経験のない日本人を指します。
本当にキツそうだなって思いました。私もきつかったですし。
海外経験があってもツラいんですね。
ICU入る方は心して入ったほうがいいかなと思います。
それでも楽しいこともたくさんあるという話があって、2つ目によかったこととしてはキャンパスが広いであるとか、自然豊かという話がありましたよね。
ICUの立地
そうですね、キャンパスは森の中にあるのですごく広々としているなという印象があります。本当に都会の喧騒から離れたような場所にあるのが特徴かなと思います。
そうなんですね。もともとICUって軍事施設で実際に滑走路があって正門から校舎まで20分くらい歩くという話をお伺いしましたけれども、そこだけで通学じゃないですか?辛くないですか?
皆さん結構バス通学されている方が多くて、バスは滑走路の中まで入ってくれます。
そういうことね。大変な感じはありますけども、ポジティブシンキングだとバス通学を選ばなければ自然豊かな道を闊歩できて、運動にもなって、みたいになりますね。
逆にですよ、「入ってここ違ったわ」っていうのがあればお聞きしたいです。
ICUに入って違ったこと
さっき言ったことの逆なんですけども、やっぱり広く浅く学べる分、早い段階でやりたいことが定まってしまったので「もっとこれについて深めたいのに」ってなった時に該当する授業もなかった、という場面がありました。
あとは私の場合「映像制作を勉強したいな」っていう気持ちが大学に入ってから出てきたんですが、実技系や専門系の授業があまりないっていうのもありました。
そういった「ギリギリまでやりたいことを決めずに頑張りたい」という子には良いと思うんですけれども、やりたいことが狭まれば狭まるほど物足りなさっていうのが出てくるかもしれませんね。
やりたい事が明確だと少し大変で、それこそ専門的なところが少ないかな、という感じなんですね。
逆に、やりたいことが明確じゃない人こそやっぱり入るべき大学ってことですよね。
入ってから凄く興味が変わったのっていうのがあるので、模索をしてみてほしいです。
ありがとうございます。2つ目にちょっと面白いなと思ったんですけど、学食があまりおいしくないというお話をお伺いしましたけれども…。
これはきっと個人の味覚にもよるかなと思うんですけど、なんかお腹が膨れはするんですけども、舌が満足するかっていうと、まあそこまでかなっていうのがあります。
じゃあ近くの飲食店に顔を出すしか手段がないかな、みたいな?
ただ、都会23区内に比べると学生街という感じではないので、先輩に穴場を教えてもらうのがひとつの楽しみでした。
この動画を見ているICUの内部の方は外食をもう少し美味しくしてもらえれば、と思います!
最後に南先生がICUでやらかしたことを聞きたいと思うんですけど、何かありますか?
ICUに入ってやらかしたこと
多分ICUに限らないと思うんですけど、やっぱりすごく主体性が問われるんですね。
なのでディスカッションとかレポートがすごく多くて、常に自分軸を持っていないとなかなか入っていけなかったり、物足りなさや疎外感っていうのが生まれてしまう気がします。
私も1年生のテンポが掴めない授業ではそういうことがあって、「もったいないことしたな」って思っています。
何か情報に触れた時とか本を読んだ時とかに、「自分がどう思うだろう・自分だったらどうするかな」っていうことを常に考える癖がついている人っていうのはすごくICUに向いているんじゃないかなって思います。
本当、海外の大学っていう感じですね。
すごく近いですね。
そうですよね。日本の高校とか日本の大学と同じイメージで通っていけない大学というのが伺えるかなと思いますし、入試の方もほかの大学と違うんですよね。
早慶の対策をしていたから受かるかって言われると別にそうではないし、延長線にある大学でもないんですよね。
そういうことを考えるとやはりICUに入るにはICUなりの対策が必要ですし、逆にICUが求めるものに対して合致する受験生であれば、偏差値ではなくて考えることができるとか主体的な思考を持っている受験生を実際に合格させているというお話もこの動画を撮る前に聞いてますので、皆さんに公平に合格できる場があると思います。
少しでもこの話を聞いてICUに受かりたいな、と思った方は頑張ってICUに行けると良いと思いますし、逆にこの半年でこのところまで持ってきたお話っていうのは皆さんのお力になると思いますので、基準を高めて勉強を頑張っていただけると僕らは嬉しいです。
塾生募集中!
今僕らは大学受験塾を運営していまして、南先生もこの大学受験塾で頑張ってます。もし教えて欲しいという場合は我々の塾に入会していただければ南先生が担当する場合があるかもしれません。
それでは、今回はこれで終わりにさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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