法政大学専門塾HO-PASSの代表菅澤です。
このページでは、法政大学キャリアデザイン学部の日本史入試問題の傾向や特徴を解説しております。
法政大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。
法政大学キャリアデザイン学部に合格したい方は「日本史」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。
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法政大学キャリアデザイン学部とは
法政大学キャリアデザイン学部についての情報は別途コチラに記載しております。
法政大学キャリアデザイン学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。
法政大学キャリアデザイン学部「日本史」の前提情報
試験時間 | 60分 |
大問数 | 4題 |
解答形式 | マークシート式・記述式 |
頻出単元 | 史料問題 |
法政大学キャリアデザイン学部の日本史には史料問題が頻出となっています。
法政大学の日本史の問題は学部によって異なる特徴がみられるため、自分の受ける学部に合わせた対策が必要だといえるでしょう。
また、キャリアデザイン学部の日本史においてもう一つ特徴的なのは記述形式の問題が出されることが多いということです。
2021年度では出題されなかったものの、毎年のように論述問題が出題されているため、合格するためには論述問題の対策は必要不可欠でしょう。
そして、キャリアデザイン学部の日本史では史料を使った問題が最頻出です。
大問ごとに様々な史料が提示されていることはもちろん、一つの大問で複数の史料を読む必要のある問題も出題されています。
出題範囲も古代から近現代まで幅広く、史料問題や論述問題も出題されることが多いことから、早め早めに対策を講じて演習を積むことが合格のカギを握るといえます。
法政大学キャリアデザイン学部「日本史」の傾向
それでは、法政大学キャリアデザイン学部「日本史」の特徴・傾向を見ておきましょう。
法政大学キャリアデザイン学部には史料問題に加え論述問題もよく出題されるという少し特徴的な入試傾向があります。
そのため、これらの対策を怠っていると合格から遠のいてしまうことになりかねません。
ここからは、その特徴のある問題についての解説をしていきたいと思います。
法政大学キャリアデザイン学部の問題は、大きく分けて4つの問題が存在します。
■空欄補充問題
■史料問題
■論述問題
■正誤判定問題
以上の問題が存在します。
■空欄補充問題
例:
「空欄補充」の問題は日本史の問題では最も出題されているといえる、本文中の空欄に適する語句を選択肢から選び解答する問題のことです。
空欄補充問題はどの大学の入試問題でもよく出題されるポピュラーな問題です。
しかし、法政大学キャリアデザイン学部の日本史では空欄補充問題の問題数が多く、様々な分野から出題されていることに注意が必要です。
画像にあげたように人物や出来事だけが問われるのではなく、元号や地名を選択するものもあります。中には西暦を問う問題もあり、より正確な知識が要求されていることが分かります。
ただし、難易度自体は教科書レベルを超えることはほとんどなく、基本的な知識が求められていることが多いです。そのため、八割以上は正解することを目標にしてもらいたいと思います。
選択肢に惑わされて混乱することがあるかもしれませんが、そのような場合は一度次の問題に進み、落ち着いて解きなおすことで正解にたどり着けることもよくあります。ダミーの選択肢だと明らかなものから解答を絞っていくことも大切です。
■史料問題
例:
「史料」の問題は史料中の空欄に当てはまる語句を選択したり、史料に関連する問題に対して適切な選択肢を選ぶ問題のことです。
法政大学キャリアデザイン学部の日本史において史料問題は最もよく出題されているものだといってよいでしょう。よって、史料問題を攻略することは合格に直結すると考えられます。
史料は様々な時代から出題されていますが、どれも難易度はそれほど高くはなく得点を取りやすい問題でしょう。
まずは、教科書にも掲載されている史料を重点的に抑えておくとともに、史料中に出てきた、現在と表現の仕方が異なるような特徴的な単語を積極的に覚えることも必要です。
また、有名な史料についてはどの年代に成立しているのかを併せて覚えておくことも、史料問題を解くときの手助けとなるため重要です。
■論述問題
例:
「論述」の問題は指定された文字数の中で、問われたことについて自分で文章を構成して解答する問題のことです。
論述問題はキャリアデザイン学部の日本史ではよく出題されている問題であり、この問題の出来によって受験生の間で差が生まれると考えられます。
ぜひ論述問題の対策を万全にして合格を確実なものにしていきましょう。
論述問題で高得点を出すためには、以下の三つのことに注意しなければなりません。
まず一つ目は、歴史の流れをおさえながら解答するということです。
問われている出来事に対して、その出来事が起こった経緯を時系列や地域、人物の関係性がどう変化していったのかに着目して、その歴史の流れをまとめながら解答をつくると的を得た解答になりやすいです。
二つ目は、自分の作成した解答が問われていることに対して適した内容になっているかの確認です。
いくら歴史の流れをきちんとおさえられていても、そもそも問題とずれた解答をしていては得点にはつながりません。今は何を問われていて、どこに焦点を当てて答えなければならないかを逐一確認しながら解答を作成しましょう。
また、論述問題ではなんでもかんでも詰め込んだ解答をすればよいというわけではありません。
今必要とされている事柄は何かを見極めて、そのことについて深く掘り下げた内容を書くことが大事になってきます。
最後は、作成した解答が自然な文章になっているかの確認です。
内容の詰まった解答を制限文字数内になんとか収めようとするあまり、文章が不自然で意味の通りにくい解答になってしまうことがよくあります。
最後にもう一度自分の解答を読み直して、無理のない表現で書かれているかの確認を怠らないようにしてください。
■正誤判定問題
例:
「正誤判定」の問題は選択肢の内容が問われていることに対して適切かどうかを判定し、正しい選択肢を選ぶ問題のことです。
正誤判定問題は日本史の問題の王道ともいえるもので、どの大学の入試問題にもよく出題されています。
この類の問題では、細かい知識を問われることや、他の選択肢によって惑わされて誤答してしまうことが多いことが特徴だと思われます。
しかし、問題の難易度自体が高いわけではなく、教科書レベルの知識を定着させられていれば正解することは可能です。
そのためにも教科書を読みこんだり、参考書や問題集をやりこむことで、覚えた知識をしっかりと定着させることを心掛けてください。
なんとなく覚えているだけでは、選択肢の些細な間違いに気づくことができなかったり、惑わされる原因となります。
知識を定着させることで確信をもって解答できるように努めましょう。
法政大学キャリアデザイン学部「日本史」の攻略法
続いて、法政大学キャリアデザイン学部の日本史攻略法を記します。
ここに該当してない場合、合格は厳しいです。
しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。
❶正確なインプット・正確なアウトプット
法政大学キャリアデザイン学部日本史攻略法1つ目、「正確なインプット・正確なアウトプット」です。
皆さんのなかにも日本史はただの暗記科目だと考えている人が多いと思います。
しかし、日本史といってもすべてが一問一答形式のような出題のされ方ではなく、先述したように多様な出題形式が存在しています。
そのため、大学入試での日本史の問題はただ暗記するだけでは対応しきれません。問題に応じて「暗記した知識をどのように活用させて解くか」が重要なのです。
したがって、日本史を攻略するためには、正確なインプットをすることはもちろん、正確なアウトプットも同様に大切です。
まずはインプットの段階でしっかりと知識を身に着ける。そして、アウトプットの練習をすることで、身に着けた知識を定着させるとともに、問題に応じて知識の活用の仕方を覚える。このことが正確にできるようになると、様々な問題に対応できるようになるでしょう。
では、どのように正確なインプットとアウトプットをしたらよいのでしょうか。
その答えを述べていきたいと思います。
初めに正確なインプットについてです。
これに必要なことは、
①教科書だけに頼らず資料集などを積極的に使う
②一度にすべて覚えようとしない
③一回のインプットに時間をかけすぎない。
これらの三つのことです。
①に関しては、史料や図、その時代の絵画などと一緒に覚えたほうが記憶に残りやすいです。
②について言うと、日本史に出てくる単語は非常に多いです。単元ごとにこれらを一度に覚えようとしても、結局すぐに忘れてしまうでしょう。一度ではなく、何度も反復することで少しずつ、確実に覚えていきましょう。
③に関しては、一回のインプットに何時間もかけてしまうと間延びしてしまって記憶にも残りにくいでしょう。短時間で集中して頭に入れることをお勧めします。
次は正確なアウトプットです。
これに必要なことは、とにかく様々な問題を何度も繰り返し行うということです。
多くの出題形式になれることと、一度解いた問題をやりっぱなしにしないことでインプットした内容を正確に定着させて、活用できるようになることを目指しましょう。
インプットとアウトプットはセットで行うことが大切です。
❷原因・概要・結論を説明できるようにすること
法政大学キャリアデザイン学部日本史攻略法2つ目、「原因・概要・結論を説明できるようにすること」です。
ただ単語を暗記するだけでは入試問題に対応しきれないと、先ほど述べました。法政大学キャリアデザイン学部の日本史では論述問題や史料問題が出題されることから、暗記だけでは不十分で、より深い知識が必要だといえるでしょう。
そこで必要なことが「原因・概要・結論を説明できるようにすること」になります。日本史においてこの三つを説明できるレベルに達すれば、得点は必ず向上するといっても過言ではないでしょう。これらを説明できるようになることは、そのくらい重要なことです。
原因・概要・結論を説明できるようになるためにはポイントがあります。
一つは、歴史の流れをつかむことです。
歴史上のすべての事柄はそれぞれ独立しているのではありません。そこには必ず因果関係があり、それを理解することが最も重要です。視野を広げて歴史を捉えることが必要となってきます。
もう一つは、まずは大まかな流れをつかむということです。
歴史の流れをつかむといっても、そこには多くの人物や地域が関わってきます。
そこで、まずは代表的な人物がどうその出来事にかかわっているかを理解し、その出来事がどのような影響を与えたのかをざっくりと把握しましょう。
大まかな流れがつかめたら、より詳細な部分を加えていくようにしてください。
上記のことを意識して、「原因・概要・結果」がすらすらと説明できるようになるまで、何度も反復練習していきましょう。
❸史料問題への慣れ
法政大学キャリアデザイン学部日本史攻略法3つ目、「史料問題への慣れ」です。
法政大学キャリアデザイン学部の日本史では史料問題の対策を重点的に行うことが求められます。ですが、それほど知名度の高くない史料まで網羅する必要はなく、資料集や教科書に掲載されることの多い有名な史料を徹底的に対策することが大切です。
史料問題の勉強をするときは、教科書や資料集、問題集で頻出の史料に着目し、太字になっている重要単語や、自分でキーワードだと考えた箇所を覚えましょう。そして、その史料全体の内容を把握しておくことも重要です。
その史料がどの時代のものなのかや、何の出来事を記したものかをつかむことは、史料問題の対策だけでなく、先ほど触れた「原因・概要・結果」を説明することにも大いに役に立つはずです。
また、この時も正確なインプットとアウトプットをすることを怠らないように注意してください。
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