最初に《MEI-PASS》
この度はMEI-PASSのHPをご覧下さりありがとうございます。
MEI-PASSとは明治大学専門のオンライン家庭教師サービスです。
みなさんこんなお悩みありませんか?
■古文の勉強を頑張ってはいるけどなかなか成績が伸びない
■多くの古文を読み込んではいるが、中々成績が上がらない
■古文の勉強法がわからない
このような悩みを持った受験生が多いと感じます。
本当にこのままで大丈夫でしょうか?
このままで明治大学に受かるでしょうか?
そのままだと正直言って「厳しい」と思います。
明治大学専門のオンライン家庭教師サービス「MEI-PASS」が「明治大学に受かる古文の勉強法」をお教えしたいと思います。
その内容は弊サービス「MEI-PASS」で日頃から教えている勉強方法です。
実際に実践して頂ければ、明治大学に合格することは必然です。
是非とも、明治大学に入りたいと考えている高校生・受験生はこの記事を見て実際に実践し、明治大学に合格することを願います。
明治大学に入学したい!そう感じている受験生は、ぜひともMEI-PASSのHPをご覧ください。クリックすると公式HPをご覧になれます。
それでは、前置きもここまでにして「明治大学に絶対に受かる古文勉強法」を解説していきます。
ここから先は、明治大学に関わる古文の記事を書きますが、その他大学・他学部の古文対策記事を確認したい方はコチラの記事もご確認ください。
大学ごと・学部ごとに「古文の記事」をまとめておりますので少しでも合格可能性を上げたい方はご確認ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
また、明治大学に合格したい方がこの記事を見ていると思いますので、明治大学関連の記事群も紹介します。
明治大学に受かる方法、明治大学の基本情報などをすべて掲載しておりますので、もし少しでも合格可能性を上げたい方はご確認ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
「古文」の本質とは?
「まずは古文の勉強法を知りたい」そう思う方もいることでしょう。
ですがまず先に「古文の本質」を知らないようでは古文の勉強法を知ったとしても自分の頭の中に吸収できず、意味を成しません。
「そもそも本質とは具体的にどういうこと?」
そう思う人もいるでしょう。
現代文で頻出の単語ですので知っておいてください。
本質とは、下記のことを言います。
本質とは:最も大事な根本の性質・要素。
つまりこれから説明する「古文の本質」とは古文において、もっとも大事な性質、要素という訳です。
古文の本質を知る、これは古文の勉強法を知る前に絶対にするべき「こと」です。
例えばですが、サッカーのルールを知らないようでは、サッカーが上達する方法を教えても意味がないですよね。それと同じです。
それでは、古文の本質を解説します。
みなさんに質問です。
古文とは一体何でしょうか?
ちょっと難しいですかね。
古文・・・?古い日本語?
そういう意見もあるでしょう。
MEI-PASSの見解として、古文とは「簡単な英語」と説明しています。
簡単な英語?どういうこと?
と思った人もいるでしょう。 もう少し、細分化してみましょう。
「簡単な英語」という言葉には2つの意味合いがあります。
①「古文」は1000年も前の日本語ではあるが、同じ言葉でも今では意味が違うし、聞いたことのない言葉もあるために「古文」は日本語ではなく「他言語」と捉えるべきだから。
②「古文」は単語数・文法・解釈、全てにおいて、英語よりも「少ない」からそのため、古文は簡単な英語ととらえることが出来ます。
英語の項で解説していますので、大丈夫かとは思いますが、英文は「英単語+文法+英熟語+構文」で構成されていましたよね。
この構成物をそれぞれ完璧にしたら理論的には文章が読めるようになるのです。
それは古文も同じです。
古文も実際に「古文単語+文法+構文」で構成されています。
ということは、実際に上記3つを完璧にすれば理論的には古文は読めるようになっていきます。
古文が難しい…。古文の成績が上がらない…。
そういう受験生に限って、古文単語が覚えられてなかったり、古文の文法が頭の中に入ってなかったりするのです。
英語で言うと、「英単語を覚えずして英語を読もうとしている段階」ですよね。
読める訳ないじゃないですか。
古文を制するには、古文とは「古文単語+文法+構文」から構成されるものであるということを、認識しておく必要があります。
まずは、古文単語・文法・構文を完璧にすることが必要であると分かりましたね。
ここから先は、
①古文参考書の選び方
②明治大学に偏差値40からでも受かる古文参考書のご紹介
③明治大学に受かるための古文参考書の「進め方」
④まとめ
をご紹介します。
もちろん、参考書のご紹介は「古文」を理解するために必要な「古文単語+文法+構文」への理解を深める参考書をご紹介しますのでご安心ください。
古文参考書の選び方とは?
それでは早速、明治大学に合格する古文の参考書をご紹介します。
先ほどの「古文の本質の項」をまとめると、古文とは簡単な英語であり、「古文単語+文法+構文」で構成されていることが分かりました。
その古文単語・文法・構文を完璧にすれば古文が読めるようになるとも語りました。
もう「なんとなく」の古文は卒業しましょう。
卒業できれば明治大学に合格することは必然です。
自信をもってこの記事を読み進めてみてください。
ここでは明治大学に受かるための参考書をご紹介したいのですが、参考書をご紹介する前に、参考書の選び方を間違えてはいけないことを説きたいです。
ここで参考書選びを軽視すると、成績は思うように上がらなくなってしまうからです。
結論から言うと自分に難易度に合った参考書を使わないと成績は向上しません。
なぜ、成績に合った参考書を選ばないと成績が向上しないのでしょうか?
成績が悪いから難しい参考書をやれば成績があがると思っている、このような高校生、受験生が多すぎます。
具体例としてはつまり、サッカーをやったことのない高校生が急にワールドカップに出場させられるということです。手も足も出ません。
参考書も同じです。手も足も出ないまま終わります。
ですが「なんとなく」参考書を続け成績が向上するのを「願う」こんな受験生が誕生します。
なぜ成績がよくないのに難しい参考書をこなせないのでしょうか?
そう思う人も中にはいるでしょう。
結論から言うと、基礎がないからです。
難しい参考書は基礎が定着している前提で進みます。
基礎は説明しません。
説明していると膨大な量の参考書になるからです。
なので、基礎の出来ていない高校生・受験生を置いてけぼりにします。
よって、自分に合った参考書を使わないと応用的な問題が多いなどで時間を無駄にしたり、効率が悪くなります。
よって時間を無駄にするだけです。
成績は上がりません。
逆転合格の見込みはありません。
反対に、自分に合った参考書を使い、基礎を埋めながら段々と自分のレベルを上げていき、それに合わせて参考書のレベルを上げていけば成績は向上していきます。
まずは参考書をご紹介するときの前提として「自分の進度に合わせた参考書を選ぶ」ということを頭のなかに入れてほしいと思います。
それでは早速古文の参考書のご紹介と行きたいと思います。
偏差値40でも明治大学の合格する古文参考書とは?
それでは早速、古文の参考書をご紹介しておきます。
信頼性を担保いたしますと、当記事は自学自習による参考書学習を推し進め、明治大学合格を目指すオンライン家庭教師サービスMEI-PASSの公式サイトでございます。
ですので、これからご紹介する参考書は実際に明治大学に受かってきた受験生が使ってきた参考書です。
安心して、ご購入頂きたいですし、偏差値40からでも明治大学に受かるよう設定されていますので明治大学に受かることは必然です。
コチラが、古文参考書の数々です。
① 読んで見て覚える重要古文単語315
② [改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに
③ 高校やさしくわかりやすい古典文法
④ こわくない国語古文・漢文
⑤ 富井の古文読解をはじめからていねいに
⑥ 古文上達 基礎編 読解と演習45
⑦ 有名私大古文演習⑧首都圏難関私大古文演習
上記の参考書は、明治大学合格のためなら絶対に全てご購入下さい。
実際にこれらの参考書を行えば明治大学に合格します。
9つと多そうに見えますが、予備校のテキストより全然安いですし、なんなら予備校に行かないでこの参考書をやったほうがいいと考えると予備校の存在が必要なくなってきます。
実際に各参考書の解説をして、参考書がどういう役割をして、その参考書はどんな偏差値帯の人にオススメなのか解説します。
① 読んで見て覚える重要古文単語315
名前 | 役割 | 偏差値 |
読んで見て覚える重要古文単語315 | 古文単語参考書 | 40~60 |
それでは早速解説します。この参考書「 読んで見て覚える重要古文単語315」は古文を読んでいく際に必要な古文単語を列挙した参考書です。
先ほど解説しましたが、古文とは「古文単語+文法+構文」で構成されていることを語り、古文は「簡単な英語」とも語りました。
ということは、古文単語を知らずして、古文を読もうことはできないのです。
古文が苦手、そういう生徒に限って「古文単語」を全く知らないパターンが多いのです。
MEI-PASSの意見からすると、それは英単語を知らないで英語を読もうとするようなものです。
普通に考えて無理ですよね。
この参考書を使う事で古文に必要な古文単語を覚えてください。
この参考書のいいところは「単語1つ1つに対して事細かな解説」があるということです。
古文単語はどうしても簡素なものとなりがちなのですがこの参考書はイラストを用いつつ、古文単語の由来を解説してくれるので大変覚えやすいです。
古文単語参考書で迷ったらまずこれです。
② [改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに
名前 | 役割 | 偏差値 |
[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに | 古文文法解説書 | 40~50 |
この参考書「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」は古文の文法を解説した参考書です。
先ほどから何度も申している通り、古文とは「古文単語+文法+構文」で構成されていることを語りました(めちゃくちゃ重要なので何度も語っています)。
古文単語と同様、古文の文法は古文を読む際に大変重要な働きを成します。
例えばですが、SVOCや主語・動詞の関係を知らないで英語を読もうとしていることと同じです。
古文に置き換えてみてください。
英語でできないと感じるのであれば、古文でもできませんよね。
同じことです。この「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」ですが、東進ハイスクールの富井健二先生が書かれた参考書です。
そのため予備校で教えていることがこの参考書に凝縮されています。
用言の活用はもちろん、助動詞、助詞、副詞、語の識別、敬語を解説しています。
イラストを多用し、口語的な説明で古文を分かりやすく解説しています。
この参考書があれば古文嫌いはなくなるといえるでしょう。
③ 高校やさしくわかりやすい古典文法
名前 | 役割 | 偏差値 |
高校やさしくわかりやすい古典文法 | 古文文法演習用参考書 | 40~50 |
この参考書「高校やさしくわかりやすい古典文法」は古文の文法の演習用参考書です。
さっき、古文の文法の勉強をしたじゃん…。
そう思った受験生もいることでしょう。
先ほどの「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」と「高校やさしくわかりやすい古典文法」は役割が違います。
先ほどの「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」は古典文法を解説する参考書です。
ですのでどちらかというと知識を入れる「インプット」的立ち位置におります。
ですがこの参考書、「高校やさしくわかりやすい古典文法」は演習用参考書です。
つまり、「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」で入れた知識を実際に使ってみる立ち位置にあります。
これを「アウトプット」なんて言ったりしますよ。
「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」で学んだものを、「高校やさしくわかりやすい古典文法」で吐き出す。
この関係が必要です。
なぜそれをやる理由があるのかそのような疑問を持つ人も中にはいることでしょう。
具体例を出します。
例えばあなたは、自転車の練習をするときに他人が自転車に乗っている姿を見ただけで、自転車にのれるようになりましたか?
違いますよね。
あなたは自転車の乗り方を教わって、それを実際に自分でやってみたから自転車に乗れるようになったのですよね。
自分で実践することなく、修得できることなどありません。
なので学んだものを吐き出す場所である、アウトプット系参考書は重要な役割を果たしますので軽視することなく進みましょう。
この参考書「高校やさしくわかりやすい古典文法」のいい所は、用言、助動詞、助詞、敬語が丁寧に「まとめ」られているということです。
丁寧にまとまられていることで、「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」において学習したことを本当に身についたのかを漏れなく確認することが出来ます。
参考書にはしかりとした役割が存在します。その役割を利用しながら、成績を上げていきましょう。
④ こわくない国語古文・漢文
名前 | 役割 | 偏差値 |
こわくない国語古文・漢文 | 長文演習系参考書 | 40~50 |
この参考書「こわくない国語古文・漢文」は基礎的な古文の長文問題集を実践する参考書です。
古文とは、「古文単語+文法+構文」で構成されていましたよね。
これまで紹介した参考書は古文単語・文法・構文を網羅する参考書です。
そこで学んだ知識を実際に身についたか試してみる役割と、カンタンな古文の長文になれるという役割がこの参考書にはあります。
先ほども言いましたが、学んだことは実際に練習や演習などをしてみないと「身についたか」わからないものです。
この参考書を使って、学んだこと、身に着けたことが本当に定着しているのか確認してみましょう。
特にこの参考書「こわくない国語古文・漢文」はイラスト付きの入門編と、丁寧な解説がなされている実践編に分かれております。
この参考書を使ってアウトプットしてみてください。
⑤ 富井の古文読解をはじめからていねいに
名前 | 役割 | 偏差値 |
富井の古文読解をはじめからていねいに | 読解系参考書 | 50~ |
この参考書は先ほど文法の参考書で使った東進の富井健二先生が書いている参考書です。
参考書の役割としては、主語の識別や古文常識、ジャンルごとの古文の読み方などを懇切丁寧に書いている参考書です。
先ほどまでは古文単語・文法・構文をおさえてきましたがここからは実際に古文を読む回数を増やしていったり、古文を読んでいく際に必要な「テクニック」を学んでいきます。
ということは言い換えれば、古文の基礎を知らないと、この先進んでも意味がないということです。
この参考書の立ち位置は、古文を読む回数を増やしていくものではなく、古文を読んでいく際に必要な「テクニック」を学ぶものです。
主語が取れない…
どっちに敬語の対象が向いているのかわからない…
古文常識を知らない…
そんな方にオススメです。
これを知っているだけで古文の点数が上がります。
ご購入の上実践していただきたいです。
⑥ 古文上達 基礎編 読解と演習45
名前 | 役割 | 偏差値 |
古文上達 基礎編 読解と演習45 | 演習用参考書 | 50~ |
この参考書は、古文の演習用参考書です。
つまり古文を読んでいく回数を増やして古文に慣れていくための参考書です。
またこの参考書は、読解の際に必要な助動詞、助詞、敬語などの項に分けながら長文を勉強していくので、古文単語帳や、文法問題集の振り返ることになり「一石二鳥」で勉強をすることが出来ます。
特にまだ勉強を始めたばかりだと。古文の知識も長期記憶になっていなく忘れたりすることもあるでしょう。
ですがこの参考書を使えば、思い出しながら長文をこなすことが出来るのでとても効率のいい参考書といえるでしょう。
解説もいいので疑問を残しません。
自信をもってこなしてみてください。
⑦ 有名私大古文演習
名前 | 役割 | 偏差値 |
有名私大古文演習 | 演習用参考書 | 55~ |
この参考書は古文上達 基礎編 読解と演習45を完全に終え、古文の基礎を終えたら進む参考書です。
この参考書は有名私大、例えば日東駒専、成成明学獨國武などの過去問を集めた参考書です。
ただの過去問ではなく、解説に品詞分解された本文や解答を選ぶ過程まで書かれた解説があり、かなり学習効率がいい参考書となっています。
この参考書と次に紹介する参考書が確実にこなせれば、明治大学には受かります。次の参考書もご紹介しましょう。
⑧ 首都圏難関私大古文演習
名前 | 役割 | 偏差値 |
首都圏難関私大古文演習 | 演習用参考書 | 55~ |
この参考書は、有名私大古文演習の難易度が上がったシリーズであり、問題も難しくなっています。
問題は難しくなってはいるのですが、ここまで確実に問題を進めてきた皆さんなら解けないことはありません。
いかに基礎のぬけがないか、目の前の問題に全力を出せるか、が最終的な問題になってきます。
この参考書を最後に完璧にできれば明治大学の道は見えています。
ここまで参考書をご紹介してきました。
お次は参考書の具来的な「こなし方」を解説します。
怖気ずに目の前の問題を解けるようになりましょう。
【参考書のやり方】明治大学に受かります
それでは早速「古文参考書」の解説をいたします。
ここでご紹介するのは先ほどもご紹介した参考書8つです。
難易度順に分け参考書をこなしていきましょう。
① 読んで見て覚える重要古文単語315
② [改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに
③ 高校やさしくわかりやすい古典文法
④ こわくない国語古文・漢文
⑤ 富井の古文読解をはじめからていねいに
⑥ 古文上達 基礎編 読解と演習45
⑦ 有名私大古文演習
⑧首都圏難関私大古文演習
まずは上記の参考書を用意してください。参考書を用意できたのち解説していきます。
■偏差値40~からのスタート
偏差値40~とあるので偏差値50の人も早く明治大学に合格したいから、ここを読み飛ばしそうですが偏差値50の人でもここからやってください。
偏差値40の人はもう何もできていないのに等しいので全てやり切るしかないですが、偏差値50ぐらいだとできないという訳ではないけど、できるという訳でもない中途半端な形で勉強をしています。
基礎ががたがたであることに変わりありません。
焦る気持ちも分かりますが焦っても成績は1ミリも伸びません。
焦って、集中ができなくなるだけです。
今偏差値が50だとしても、40だとしてもとにかくこの箇所から解説を深く読み込み、参考書をやりこみましょう。
ここに4冊の参考書があります。古文の基礎的な参考書です。
この4つをこなし、 基礎を完璧に習得し、次の段階へと進みましょう。
① 読んで見て覚える重要古文単語315
② [改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに
③ 高校やさしくわかりやすい古典文法
④ こわくない国語古文・漢文
①まずは古文単語と古典文法を修得しよう
ここで① 読んで見て覚える重要古文単語315② [改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいにを用意します。
読んで見て覚える重要古文単語315
①読んで見て覚える重要古文単語315は先ほども紹介しましたが、古文を読む際に必要な古文単語を網羅した参考書です。
古文単語は「古文単語+文法+構文」で構成されていることは何度も語ったところだと思います。
「聞き飽きたよ」という人もいるかとは思いますが、古文ができないという生徒に限って古文単語を軽視している人が多すぎます。
英単語を知らないで、英語を読むようなものです。普通無理ですよね。
古文単語を知らないと、古文を読めるようになりません。
それではまず「読んで見て覚える重要古文単語315」を開きます。
①ページを開く
読んで見て覚える重要古文単語315を見てみると、「見る」「見す」「見ゆ」という言葉が出てきましたね。
この言葉を片っ端から覚えていきます。
でもありすぎて覚えられない…
という人もいるでしょう。解説します。
②小学生に説明して納得してもらえるぐらい解説できるようにする
「見た」だけで、古文単語を覚えることは絶対にできません。
できたとしても非常に非効率です。
みなさん、この図はご存知ですか?
アメリカの国立研究所が発表したラーニングピラミッドと呼ばれるものです。
※検索していただければ詳しい情報がヒットします。
ラーニングピラミッドは、さまざまな学習における効率性を示したものです。
この図によると、「講義」といった形式が一番効率が悪く、「他人に説明する」というやり方が一番効率がいいと記載されております。
講義とは一方的に聞き、それを書き写すやり方です。
聞くだけじゃ「理解」はできません。
これが予備校の非効率なところでもありますが、参考書でも同じです。
読んでも、見ただけでも「理解」できていなければ「講義」と同じです。
学習効率を上げるためにMEI-PASSでは、読み込んだ内容、学習した内容を他人に説明できるようにしています。
それもただの他人ではなく、小学生を見立ててです。
古文単語一つ一つに解説がありませんか?
「見る」なら、「相手の姿を見るような特別な関係になる」=「結婚する」という意味合いに発展したと書いてありますね。
これを解説できるようにすればこの「見る」という古文単語を完璧にできるのです。
説明できる、ということは本当の意味でその言葉を「理解」していないと難しいですし、絶対にできません。
逆に完璧な説明をできるということは、完全に理解しているということです。
出てくる言葉を全て「解説」できるようにしましょう。
そうすると無意識的にその言葉を使え、読み込むことが出来るようになります。
この「解説してみる」作業を全ての古文単語にしてみましょう。
全ての単語をよどみなく説明できればあなたは古文単語マスターになっていること間違いなしです。
[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに
②の[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに、は先ほども紹介した古典文法をまとめた参考書です。
用言や、助動詞、助詞、敬語の説明まで「基礎の基礎」を懇切丁寧に解説しております。
この参考書を完璧にこなすことが出来れば、「古文が難しい・苦手」という生徒でも古文が得意教科になること間違いなしです。
この参考書はどう進めていくのか。
これも、先ほども古文単語同様以下の形で進めます。
■小学生に説明して納得してもらえるぐらい解説できるようにする
古文単語と同様、古典文法にも解説がなされています。
しかもゴロで覚えやすくしたり、分かりやすい覚え方を提示してくれています。
この古典文法を小学生が納得するような説明をできるぐらいにまで自分の中に落とし込んでみましょう。
何度も語っていますが、説明できることは理解できていることの裏返しであり、理解できていることは説明できるの裏返しです。
例えばですが、あなたの好きなアーティスト、あなたの好きなスポーツ、説明できますよね?
説明できることは理解できている証拠です。
その古文参考書も読んだだけで終わることなく、用言とは?助動詞とは?助詞とは?敬語とは?を全て解説できるようにしてみてください。
そうすると、今まで分からなかった古文が「明瞭」になっていきます。
つまり、分かるところ、分からないところがはっきりして来るという訳です。
もう説明できるようにすることを基準に、また学校の先生になることを基準に、勉強をしていけば古文も、明治大学もクリアできます。
古文単語帳、古典文法参考書が終わったら次の参考書に進みましょう。
その後、高校やさしくわかりやすい古典文法に取り組もう
古文単語帳、古典文法参考書をある程度進めてきたら、高校やさしくわかりやすい古典文法に取りくみましょう。
古典文法参考書?さっきやったじゃん。
そう思う人もいるかもしれません。
ですがこの参考書は必要です。
なぜなら先ほどの古典文法参考書「[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに」とは「役割」が違うからです。
[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいに、は古典文法の知識を吸収するための参考書です。
すなわち「インプット」するための参考書といえます。
この参考書、高校やさしくわかりやすい古典文法は知識を吸収するための参考書ではありません。
「インプット」ではなく「アウトプット」するための参考書なのです。
つまり、[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいにで学んだことを、高校やさしくわかりやすい古典文法で実践に落とし込む、そういうイメージができれば大丈夫です。
具体例にすると、[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいには、自転車の乗り方を見て学んだ段階であり、高校やさしくわかりやすい古典文法は自転車に実際に乗ってみる段階であるということです。
自転車の乗り方を覚える際に、実際に自転車に乗らないと自転車の乗り方は習得できませんよね。
なんとなく分かりましたか・・・?
この参考書は実践に落とし込むことを目的とした参考書なのです。
それでは、その参考書のやり方を解説していきますよ。
まずは上の段の解説を読んでみる
ページを開きます。
そうすると高校やさしくわかりやすい古典文法の上には勉強する項ごとに解説がありますね。
その解説をしっかり読み込み、[改訂版]富井の古典文法をはじめからていねいにの「復習」をしましょう。
その解説を読み込んで、忘れているところがあったら前の参考書に戻るなどして自分の記憶に再定着させましょう。
実際に問題を解いてみます。
ただ問題を解いていくのではありません。
その問題の「解き方」も解説できるようにしてください。
例えばこの助動詞は○○だからこうなって答えは○○になる、と説明できるようにします。
理由としては問題の「なんとなく」を防ぐためです。
なんとなく、は成績向上の阻害物です。
実際に問題を説明できるようにすることで、その問題の理解をするとともに、できないところを見つけられるようにしましょう。
②古文単語・文法の総復習。長文!
ある程度、古文単語帳も、古典文法参考書も、古典文法演習用参考書も終わったのであれば、お次はこの参考書、こわくない国語古文・漢文をやりましょう。
こわくない国語古文・漢文
どのような参考書かといいますと、高校基礎の古文読解参考書です。
カンタンにいうと、古文の長文問題集ということです。
いきなり長文・・・?難しそう・・・
という人もいることでしょう。
ですが安心してください。
この参考書は長文ということで難しそうに思えますが、入門編と実践編に分けられ、入門編にはイラストと分かりやすい文章があり非常に古文にとっつきやすいですし、実践編では古文の長文問題になりますが入門編での復習がしっかりしていて、古文単語、古典文法ができれいれば怖いことはありません。
それこそ「こわくない古文・漢文」なのです(笑)
そして取り扱う古文のお話も非常に面白いですので、問題をといていて楽しいと思います。
この参考書のやり方を解説します。
※文学部志望者以外は漢文はとりくまなくて結構です。
問題を解く
とりあえず問題を解きましょう。
問題を解いてみましょう。
まずは入門編。古文単語や。古典文法を振り返りながら、問題を解いていきましょう。
もし忘れている古文単語や、古典文法があったら前の参考書に戻って復習に取り掛かってください。
〇つけをしよう
問題を解き終わったら〇つけをしましょう。
ここで注意点です。〇つけだけをします。答えは書き写しません。〇か×だけを付けてください。
答えをそのまま書いてしまうと、問題の復習ができなくなるからです。
問題の答えが見えると、復習しようにもその答えにつられて問題を見るようになるので、力が付きません。
×になった問題は「なぜ×になったのか」という理由をしっかり考え、答えをみないでもう一度自分で再回答してみてください。
もう一度自分で選んだ答えで、答え合わせをしてみるということです。
「間違えた問題がなぜ間違えになるのか」
「正解した問題はなぜ正解したのか、根拠はなにか」
全てを言語化できると成績は伸びます。
自分の言葉にできるということは、自分の中で問題を意識できているということです。
言語化したものを対策すればいいのですから、成績は上がるに決まっています。
その調子で頑張りましょう。
この参考書を終えたらあなたは偏差値40を脱していること間違いなしです。
その調子で次の参考書に行きましょう。
■偏差値50~になったら始めよう!
続いては、古文上達 基礎編 読解と演習45と富井の古文読解をはじめからていねいにをやります。前者はZ会出版の参考書であり解説がとにかく詳しいです。
富井の古文読解をはじめからていねいに、は古文常識や古文の解釈方法が書いてあります。やり方を解説するとしても「覚える」ことしかありませんので「説明できる」ことを基準に参考書をこなしてみてください。
前者の古文上達 基礎編 読解と演習45は問題集ではあるのですが、問題ごとに助動詞、助詞、敬語などを復習しながら問題をやっていくので総復習の参考書にもってこいです。
是非ともこの参考書を使って自分の苦手なところをあらわにしてみましょう。
参考書の使い方としては、こわくない国語古文・漢文とほぼ同じです。
ですが、この参考書からすこし復習に「要素」が加わります。
古文上達 基礎編 読解と演習45
①問題を解いてみる
②〇×を付ける
③〇×を付けた問題の解答の根拠を言語化し再回答する。
④回答の根拠を考えたら、答え合わせをする
⑤答え合わせをしてそれでも再回答した答えが間違っていたら、どこで間違えたのか確認
⑥問題を精読
⑦問題の音読
このような形で参考書を進めていきます。
①~⑤はこわくない国語古文・漢文と同じですよね。
⑥~⑦がこわくない国語古文・漢文とは違うところです。
問題を解き終わり、問題への解答の根拠を考え、再回答をし、答え合わせをしたら次の段階に行きます。問題を精読します。
精読?
と思った人もいることでしょう。精読とは、「精神を研ぎ澄まして読む」と書いて精読です。
簡単に言うと「集中して読む」ということですね。
速読の反対です。
一文一文を丁寧に読む作業をします。
古文は、あくまでも「古典単語+文法+構文」から成り立つとありましたが、その「古典単語+文法+構文」で成り立つ一文が「複数」あっての古文です。
つまり、目の前の「一文」が読めていないなら古文を読めることはないのです。
目の前の「一文」を丁寧に読みこみ、古文全体を読めるようになる作業が必要という訳です。
品詞分解をし、どのような助動詞か、活用はなにか、構文はないか、分からない単語はないか、徹底的に分析します。
その文章を見て、その文章の解説ができるようになるまでが「精読」のゴールです。
もちろん、どこを聞かれても答えられるようになるのがゴールですので、全てが全て精読をする必要はありません。
理解しているところは、しなくて結構です。
そして最後にその精読をした文章で「音読」をします。
音読?
と思った人もいることでしょう。音読とは、声に出して読むということです。
なぜ声に出す必要があるのでしょうか?
メリットは2点あります。
■古文を瞬間的に訳せるようになる
■古文を体で覚えるようになる
まず1つ目に、音読を何回もこなすことで、構文や、文法、単語に瞬時に反応できるようになっていくのです。
つまり「この訳なんだっけ???」という「曖昧さ」をなくし、何回も練習をするので古文が「体」に染みついていくのです。
2つ目としては、古文を体で覚えるようにします。
古文では似たような表現がよく出ます。
その似た表現を何回も音読をすることで体に染みつけ、瞬時に訳せるようにします。
また、古文ではやったことのある問題が入試に出る可能性があります。
現代文はその名の通り、現代文ですので現代の文章です。そのため今も生産され問題が被るというようなことはありません。英語も然りです。
ですが、古文は1000年も前の文章ですよね。増えることがないのです。
そのため、問題集でやった問題が過去問や入試で出たりすることがあるのです。
実際に受験生時代に、進学することになった明治大学政治経済学部の古文の問題が参考書でやったことのある問題でした。そのため古文の問題は「満点」合格し、進学しました。
音読は最強です。
古文はほぼ外国語です。
外国語であるがゆえに英語のような学習方法をしないと成績は上がっていきません。
すこし面倒くさいですが、成績を上げるのに楽な道はありません。怖気ずに、目の前の古文を完璧にしてください。
偏差値55~ ■有名私大古文演習 ■首都圏難関私大古文演習
古文上達 基礎編 読解と演習45は終わりましたか?
ココからは、先ほどの古文上達 基礎編 読解と演習45とやり方は同じですので説明を省くことになります。
この参考書は前者が、有名私大つまり日東駒専などの過去問を集めたものです。
後者が明治大学も含むMARCHや早稲田大学の過去問があります。
難しいですが、古文上達 基礎編 読解と演習45をしっかり解説できるぐらいにまで落とし込み、古文単語、文法、構文がよどみなく説明できるのであれば、全然大丈夫です。
こなすことが可能です。やり方としては、上記にあるように、
①問題を解いてみる
②〇×を付ける
③〇×を付けた問題の解答の根拠を言語化し再回答する。
④回答の根拠を考えたら、答え合わせをする
⑤答え合わせをしてそれでも再回答した答えが間違っていたら、どこで間違えたのか確認
⑥問題を精読
⑦問題の音読
以上です。
⑥⑦が大変そうですが、もし既にこのやりかたでやられている人は理解度がとてつもないことになっているのがわかることでしょう。
騙されたと思って、このやり方で問題を解いてみてください。
こちらで古文参考書のやりかたの解説を終わりにしたいと思います。
まとめ《MEI-PASS》
今回は、古文の本質・古文の参考書・古文の参考書のやり方を解説しました。
コチラを見て、実践していただければ古文で成績が上がらないということはありません。
もしいま、成績の向上に自信が無い方はこのやり方で実践していただき、古文を制覇しましょう。
でも中には、「もっと詳しく知りたい」という人もいるでしょう。MEI-PASSでは、受験生のために無料説明会をしています。
その無料説明会の中で詳細をきくのもよし、MEI-PASSに興味があったら話を聞くのもよし、です。
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ここから自分の成績に繋がるアドバイスを受けてみましょう。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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