《最初に》MEI-PASS
この度は、明治大学オンライン家庭教師サービス「MEI-PASS」の公式HPをご覧下さりありがとうございます。
今回の記事では、明治大学に合格するための「日本史勉強法」を解説します。
コチラに書かれている内容ですが、日頃からMEI-PASSで教えている「日本史」の勉強法です。
MEI-PASSとは、明治大学を第一志望とする人のための「自学自習×参考書×家庭教師」の日本一効率のいい学習支援サービスでございます。
コチラで詳しく詳細を語っていますので、詳しい情報をご覧になりたい方はコチラのMEI-PASS紹介ページをご覧下さい。
その明治大学専門オンライン家庭教師サービスが「日本史」の勉強法を余すことなく解説いたします。
このやり方を実践していただければ、「3か月で明治大学合格レベルの日本史」を覚えることが可能です。
最後までご覧ください。
ちなみに、こちらから他大学・他学部の「日本史対策記事」を確認することが可能です。
もしその他大学・他学部の対策もしたい方は最後まで熟読することをお勧めいたします。
またこちらでは、明治大学関連の記事、明治大学の対策記事を全て掲載しておりますので、明治大学に合格をしたい方はコチラの記事もご確認ください。
日本史とは一体何か?
日本史の勉強方法を知る前に「日本史の本質」を知らねばなりません。
日本史の基本を知らないようでは日本史の勉強法を聞いても、意味が分からない状態になってしまうからです。
まずはこの「日本史の本質」を知りましょう。
「そもそも本質とは具体的にどういうこと?」
そう思う人もいるでしょう。
現代文で頻出の単語ですので知っておいてください。
本質とは、下記のことを言います。
本質とは:最も大事な根本の性質・要素。
つまりこれから説明する「日本史の本質」とは日本史において、もっとも大事な性質、要素という訳です。
例えばですが、サッカーのルールを知らないようでは、サッカーが上達する方法を教えても意味がないですよね。
それと同じです。日本史の本質を知ることで「3か月で明治大学合格レベルの日本史」を覚えることが出来ます。
まずは日本史の勉強法より先に「日本史の本質」を理解してみましょう。
高校生・受験生の皆さんに質問です。
「日本史が苦手な受験生は日本の勉強において何ができないと思いますか?」
暗記?
回数?
いろいろな意見があると思います。結論からお話します。
日本史ができない受験生に共通するのは、全ての出来事を個別的にしか覚えてないということです。
よくわからん、、、
という人が大半でしょう。
例えばですが、関ケ原の戦いってありますよね。
石田三成と徳川家康の戦ですね。
これを日本史ができない受験生は「石田三成と徳川家康が戦って徳川家康が勝った」しか覚えてないのです。
「それで問題は解ける」
という受験生もいるでしょう。ですがそれは1問1答で聞かれた問題の時だけです。
入試問題などになれば「それだけ」を知って明治大学に合格するなどまず無理でしょう。
じゃあ、どうしないといけないのか。答えは1つしかありません。
日本史が足りない受験生に必要なことそれは「原因と結果を理解する」ということです。
原因と結果??どういうこと?
と思われるかも知れません。
つまり、その関ケ原の戦いは「なぜ起き」て、そして関ケ原の戦いの後「どうなったのか」ということを理解するということです。
関ケ原の戦い含め、歴史的事項は「自然現象」ではありません。
自然現象には突然雨が降る、突然雪が降る、なんてことはありますが、日本史において「突然」関ケ原の戦いが起きたということはないのです。
その関ケ原の戦いなどの出来事には「原因」があり「結果」があるのです。
日本史ができない生徒に共通することは、この「原因と結果」を理解せずに単発で覚えようとしていることにあります。
反対に日本史の出来る受験生は原因と結果を理解し、しっかり説明ができます。
「流れ」を理解していないので、歴史事項はごちゃごちゃになり思うように聞かれた質問に対して答えることが出来なくなるのです。
少し話が長くなりましたが、日本史の本質とは「原因と結果を理解する」ということに限るのです。
反対に、日本史のできない受験生は「全ての出来事の原因と結果」を理解すればすべての出来事が整理され日本史が得意になります。
本当に簡単です。
ものすごい量があるように思われるかも知れませんが、1つ1つをゆっくり解決していくことに日本史が得意になりカギがあります。
ここまでの説明で日本史の「本質」が分かったと思います。全ての原因と結果を説明できるようにしてみましょうね。
ここまでMEI-PASSの各科目勉強法を解説している記事を見た人は分かると思いますが「説明できる」ということを基準に勉強を進めているのが分かると思います。
正直その現象を説明できれば怖いものは無いのです。英語、国語、日本史、世界史、数学…。
説明できるという事を基準に今後も勉強を進めていきましょう。
それができれば予備校にもMEI-PASSにも通わなくて大丈夫です。
ですが、説明できるという事を基準にしたとしても進むのが遅い予備校や、読者目線で書いてないような主観的参考書を使っても成績は伸びません。
そもそもMEI-PASSは予備校反対派ですので、予備校がなぜダメなのか?を知りたい方はコチラをご覧ください。
この次の見出しでは、「成績の上がる日本史参考書の選び方」そして「生成の上がる日本史参考書紹介」「成績の上がる日本史参考書のやりかた」を解説したいと思います。
日本史の本質をしって納得して読み終えるなんてことはもったいないです。
成績が上がる日本史参考書の選び方と、参考書紹介、参考書のやりかたにしっかり目を通して成績を上げましょう。
時間は限られています。効率よく進めていきましょう。
明治大学に受かる日本史参考書の選び方
続いては「日本史参考書の選び方」を解説します。
「早く日本史の勉強方法を教えろよ」
と思う人もいると思いますがちょっと待ってください。
日本史参考書は「自分の学習の進度を計るもの」です。
「どういうこと?」
と思う人もいるので具体例を出してお話しましょう。
あなたは野球選手になりたい高校生だとします。
でも今まで野球の経験がない。 野球の経験がないけど、とりあえず野球選手は「ホームラン」さえできれば勝てるからと考え、あなたはホームランを出すための特訓をする…
どうですか?この人は野球選手になれると思いますか?
多分なれないでしょう。たとえホームランの練習をしたとしても、基礎が身についていないのでバットの振り方も分からない。
全部が全部ホームランを出せるわけでもないので、もしかするとホームランを打てない。
その際は走る必要もありますし、1選手として守備もしないといけない。
そう考えるとホームラン「だけ」の練習は極めて非効率ですよね。
普通は走り込みの練習などで基礎体力を身に着け、素振り、そして段々と球をうてるようになってから応用練習をしていくものです。
でも、そんなバカみたいな野球少年現象が実は受験勉強でも起きているのです。
具体的に何が起きているのかというと、
■絶対に日本史の基礎ができていないのに、難しい日本史参考書をやって偏差値が伸びないといっている人
■難しい日本史参考書をやれば日本史の成績が伸びると思っている人
こういう人が多く受験業界では出現しているのです。
つまり、先ほどの野球の例と同じことをしているのです。
基礎的事項が抜けているのにもかかわらず、「応用練習」をしようとする。 基礎練習が抜けているので、たとえできたとしても「使えない」、こういうことになります。
受験勉強は、基礎が60%と言われています。応用はその中でも10%も満たすか満たさないかなのです。
そう考えるとどれだけ難しい日本史参考書をこなしたとしても、基礎的な日本史の方が多く入試に出ますし、基礎的な日本史が分からないから成績が悪いのに、それに気づけずずっと難しい参考書をやれば成績が伸びると思っている受験生が多すぎます。
もちろん難しい日本史参考書を使うな、といっている訳ではございません。
レベルが上がったら使っていいとは思いますが、身の末に合った単文法参考書を使っている人が少なすぎる。
そりゃ成績も上がりません。よって「日本史参考書」選びは非常に重要です。
自分のレベルに合った日本史参考書を使ってみましょう。 何度も言いますが自分のレベルにあった参考書を使わないと成績は上がりません。
ここまで日本史参考書の「基本」をお伝えしました。もしかすると難しい参考書に手を出して、成績が上がらないと嘆いていた次の見出しでは、明治大学に受かるための日本史参考書を難易度含めご紹介します。
明治大学に受かる日本史参考書とは何か…?
それでは早速、明治大学専門オンライン家庭教師MEI-PASSが教える明治大学に受かる「日本史参考書」をご紹介します。
これからご紹介する日本史参考書を買っていただき、実際に使っていただければ明治大学に受かることは確実です。
是非とも購入して実践してみてください。難易度順にご紹介します。
■教科書より優しい日本史&ノー
■金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本
■スピードマスター
■日本史B一問一答
■元祖日本史の年代暗記法
■石川晶康 実況中継①~④
■実力をつける100題
教科書より優しい日本史&ノート
名前 | 役割 | 偏差値 |
教科書より優しい日本史&ノート | 講義系&演習系参考書 | 30~40 |
この日本史参考書は日本史の「基礎の基礎」を取りあつかった講義系の参考書と演習用の参考書です。
講義系参考書をやり終わった後に演習系の参考書をやる形です。
俗にいう「インプット」を「講義系」で勉強し、「アウトプット」を演習系参考書でやるイメージです。
皆さんも自転車の乗り方を「見た」だけでは自転車に乗れるようにはなりませんよね。「乗る」練習をしないといつまでたっても乗れるようにはなりません。
日本史も同じです。学んだことを実際に活かす参考書が必要なのです。
そしてこの参考書は、河合塾の講師として有名な「石川先生」が監修・執筆しているのでその名の通り「教科書より優しい」形となっております。
この参考書は日本史の枠組みをつくる参考書です。
「本当に日本史何も分からない」という人にとって絶対に助けとなる参考書です。
あくまでもこの参考書を完璧にしたからといって明治大学に合格するという訳ではありません。
ですが明治大学合格のために「必要」な参考書です。この参考書ができないと何もできません。完璧にして次の参考書に進みましょう。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本
名前 | 役割 | 偏差値 |
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本 | 講義系参考書 | 40~50 |
先ほどの教科書より優しい日本史&ノートで講義と演習を同時にこなしたと思います。
その次はまた講義系の参考書です。
先ほどの参考書はあくまでも日本史の土台の土台を作る参考書であり、確かに身に着ける必要がありますがあの参考書だけでは足りません。
この参考書、金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本を実際に読みこなして先ほどの知識を補充しましょう。
これを書いているのは東進で有名な金谷先生です。TVにもよく出ていますよね。
なので内容としてはとても分かりやすい内容ですし、イラストもついているので視覚的にも分かりやすいです。
あくまでもこの参考書はインプットです。アウトプットの参考書が別に必要です。
この参考書で知識を補充し、次の参考書に行きましょう。
スピードマスター
名前 | 役割 | 偏差値 |
スピードマスター | 講義系参考書 | 40~50 |
この参考書、スピードマスターは演習系参考書です。
金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本を学んだあとに演習してみてください。
問題は30題。かなりの問題数です。
ここで学んだことを吐き出してみましょう。
何度も語っていますが成績を上げるためには、学んだことを実践に生かせる場を作らないといけません。
その場をつくるのがこの参考書です。しかし「やりっぱなし」はよくありません。
分からなかった問題は前の参考書に戻って復習しましょう。
日本史B一問一答
名前 | 役割 | 偏差値 |
日本史B一問一答 | 演習系参考書 | 50~ |
この参考書はスピードマスターの上を行く参考書です。
問題量・難易度共に明治大学合格レベルです。
ですが、この参考書は難易度順に分けられているのでまずは☆3からやりましょう。
出来るのであれば難易度を上げてもいいですが、キホン難しいです。
問題に答えられるかできないかは、インプットしたかしてないかです。
難易度の高い問題はインプットしてないですよね。
インプットしてない知識はアウトプットできないので次の次に紹介する参考書をやって問題を解けるようにしましょう。
元祖日本史の年代暗記法
名前 | 役割 | 偏差値 |
元祖日本史の年代暗記法 | 年代暗記参考書 | 50~ |
この参考書は講義系でも演習系でもありません。
頻出の年代を覚えるための参考書です。
年号暗記参考書とでも言うのでしょうか。
イラストと覚えやすいゴロで頻出の年代を列挙しています。
この参考書は手加減なしで全てを覚えるようにしてください。
また年代を暗記することになった歴史上の出来事を説明できるようにしましょう。
一石二鳥ですね。時代がごちゃごちゃになってくるのを防ぐために出来事の年代を覚え強化します。
石川晶康 実況中継①~④
名前 | 役割 | 偏差値 |
石川晶康 実況中継①~④ | 講義系参考書 | 55~ |
金谷が完全に終わり、一問一答の☆3も完璧にし、年代暗記も終わってきたら次の参考書です。
これは教科書より優しい日本史&ノートでも出てきた河合塾の石川先生が書いている参考書です。
これさえ完璧にできれば、明治大学に受かることは必至です。
臆せずこなしましょう。これは講義系参考書です。
日本史に出てくるあらゆる出来事を解説しています。
時々言うギャグがつまらなくて泣けてきますが、そこはスルーです。
実力をつける100題
この参考書で明治大学合格レベルの締めになります。
演習系参考書です。
先ほどの石川の実況中継はインプットでした。この参考書は100個の問題があります。
これまで学んできたインプットした知識をこれを機会にアウトプットしてみましょう。
これが余裕をもってできる段階まで持ってこれれば、明治大学は合格します。本当です。
少し難しい問題がありますが、講義系参考書を説明できれば怖いものはありません。
お次は参考書の具体的な「やり方」を解説します。
参考書を紹介して、終わりではいけません。
自分流に陥ってはいけませよ。
自分流だから成績が上がってないのですよね?
自分流に陥り効率性を欠いてしまうと最短距離で明治大学に受かることはないでしょう。
この先は先ほど紹介した参考書のやり方を解説します。
この先もしっかり読み込んで成績を上げていきましょう。
またこちらでは、明治大学関連の記事、明治大学の対策記事を全て掲載しておりますので、明治大学に合格をしたい方はコチラの記事もご確認ください。
どのように対策をすればいいのか、や明治大学の基本情報などをすべて掲載しております。
明治大学に受かる日本史参考書のやり方
それでは早速明治大学に合格するための参考書のやり方をご紹介します。
もちろんこのやり方は日頃からMEI-PASSで生徒自身に教えているやり方です。
ですのでその分だけ成績が上がっていますし、明治大学に合格する生徒が大勢います。
信頼性は担保していますので、この先をしっかり読み進めてみてください。
早速ご紹介します。先ほどご紹介した参考書は用意できていますか?
■教科書より優しい日本史&ノート
■金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本
■スピードマスター
■日本史B一問一答
■元祖日本史の年代暗記法
■石川晶康 実況中継①~④
■実力をつける100題
この参考書が用意出来たらお話を読み進めてみてください。
①偏差値40からスタート!
■教科書より優しい日本史&ノート
先ほどご紹介した河合塾の石川先生が書いている参考書でしたよね。
日本史の基礎の基礎が書いてある参考書です。
もし基礎があるというのなら、飛ばしてもいいですが本当に日本史が分からないという生徒はこの参考書からやりましょう。やり方を解説します。
①講義系からやる
まずは教科書となる講義系の参考書からやりましょう。日本史の流れが簡単に記載されています。
「説明できる」ということを基準に進めていきましょう。
日本史は先ほども語りましたが「自然現象」ではありません。明確な理由があって出来事が起こり、その結果があるのです。何も意図せず関ヶ原の戦いが起こることはありません。
明確な理由と、明確な結果が存在します。そこをしっかり説明できるかできないかが日本史のカギを握ります。
②講義系を終えたらノートで演習
講義系である教科書を終えたら付属のノートで演習をしましょう。つまり先ほど学んだことをアウトプットしてみるということです。
なんで学んだことを演習しないといけないの?
と思う人もいることでしょう。ですが皆さんもよく考えてください。
皆さんは自転車に乗れると思います。
自転車に乗れるとは思いますが、
果たして自転車の乗り方を「見た」だけで乗れるようになりましたか?
乗れるようにはなりませんでしたよね。
きっと誰かに教わったのを見て実際に自転車に「乗る」特訓をしたから乗れるようになったと思います。
日本史も同じです。
日本史もやり方をみただけ、教わっただけではできるはずないのです。
実際に「やってみる」行為をしないと身につくことはないのです。
ですので演習の役割は非常に重要です。やってみないと身につかないのですから。
日本史も同じですよね。知識を身に着けるために演習の役割は非常に重要です。
この参考書をしっかりこなせれば偏差値30~40から脱すことが出来ます。次の参考書に手をだしましょう。
②偏差値50からスタート!
偏差値40から脱したらお次はこれらの参考書を進めましょう。この4冊を用意します。
■金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本
■スピードマスター
■日本史B一問一答
■元祖日本史の年代暗記法
■金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本
この参考書は先ほどもご紹介した東進ハイスクールの講師、金谷先生が書いている参考書です。
講義系の参考書ですので、先ほども解説したように「説明」できることを基準に読み進めましょう。
全ての出来事を説明できるようにするのはもちろん、章の最初にある「流れ」も全て解説できるようにしましょう。
解説しようとすると、分かるところが明確化すると共に、分からない所も明確化されていきます。
成績はできることを増やすのもそうですが、できない所を潰すのも成績を上げるのに必要な要素です。
4冊もあるので骨が折れますが頑張りましょう。
①最初の年代を見てなんとなく流れをつかむ
②見開きのページを読み終わったら、自分で解説する
③解説出来たら次のページへ。
④解説出来なかったらもう一度やり直し。
⑤①~④の繰り返し。
このようにやってみましょう。
■スピードマスター
これは演習用の参考書です。何度も語っていますが、学んだこと(インプット)は吐き出す(アウトプット)が必要です。
先ほどの金谷で学んだことを、吐き出してみましょう。
①まずはコピーをとります。
コピーを取って、いつでも復習ができるような参考書にしましょう。
書き込んでしまうと、復習ができません。
もちろんコピーを取る手間が面倒な方は、2冊以上買うのがいいでしょう。
②問題を解きます。
ただ問題を解くのではありません。
問題を解いている最中に出てくる問題の周辺知識を解説出来ますか?
ただ1問1答を説けるようになってもしょうがないのです。
その問題は解けても別の角度から問題が出されたら解けませんよね?
「再現性が高い演習」をしましょう。
再現性とは繰り返し、応用が利くということです。
1つの問題に対して、1つの答えしか導けないようでは「再現性は低い」と言わざるを得ません。
「終わらせる」ことを目的にするのではなくて、「入試問題を解けるようにする」ということを第一目的におきましょう。
そうすると演習系参考書の捉え方も変わってくると思います。
③丸付けをします。
解答を書き写しても意味はありません。
解答を書き写すだけで本当に成績は上がりますか?
解答を書き写してきたから成績が上がらないのではないですか?
解答を書き写すだけの「復習」はやめにしましょう。
〇×だけをつけて正解した問題はしっかり説明できるか、×の問題はなぜ間違えたのか確認するのです。
正解したけどよく説明できなかった問題もあると思います。
そのような問題は間違えた問題同様、理解するまで復習します。次の参考書に行きましょう。
■日本史B一問一答
この参考書は一問一答問題集です。
先ほどのスピードマスターよりも問題数が多く、難易度もかなり難しい問題があります。
ですが難しい問題は「この時点」でできなくていいです。
当たり前ですが、習ってない問題を解けるようにすることはできません。
難しい問題は習っていませんのでこの時点で解けませんよね。
ですので☆3の問題をこの時点ではやりましょう。
その次の石川晶康 実況中継①~④をやりこんだら☆2☆1をやりましょう。
①見開きのページを赤シートで隠しながらやりこむ
②間違えた問題は金谷に戻り復習
③①~②の繰り返し
何回も確認していますが参考書を「終わらせる」ために勉強をしているのではありません。
入試で合格するために勉強をしているのです。
「終わらせる」ことを目的にせぬように、説明できるという事を基準に参考書を進めていきましょう。
■元祖日本史の年代暗記法
続いては先ほども紹介した年代暗記の参考書です。
これは日本史の出来事を年代順にゴロで列挙した参考書です。
説明できるようにすることは日本史を学ぶ上で必須ですが、それでも年代をごちゃごちゃにしてしまう受験生も多くありません。
その対策をこの参考書で行います。
①ページを開く
②出来事と年号をゴロで覚える
③出来事の原因と結果を全て解説し、周辺知識も解説できるようにする。
重要なので何度も語っていますが、参考書は終わらせることが目的ではありません。
入試で答えられるようにするのが目的なのです。
ということは覚えている年号の出来事が「分からない」ようでは「意味がない」のです。
だから「出来事の原因と結果を全て解説し、周辺知識も解説できるようにする」のです。
機械的に年号を覚えて意味はありますか?
その行動1つ1つが入試に繋がるのか考えてみてください。
そう考えると、自ずと「解説できること」が当たり前になります。
あなたの行動が今どこに向いているのか考えてみてください。
③偏差値55からスタート!
上記4つの参考書は終わりました。
この時点で偏差値50はクリアできていることでしょう。
運が良ければ偏差値が60になっている人もいると思います。
ですが受験は運ではありません。ガチャではありません。確率ではありません。
合格最低点を超えるか超えないかの話なのです。
運で終わらないために最後2冊の参考書で詰めます。行きますよ。
■石川晶康 実況中継①~④
この参考書は先ほども紹介した石川先生が普段授業で行っている1年間の講義を4冊にまとめたものです。
ここからもいかに授業が非効率か分かりますよね。
この4冊をやりこめば1年間もかけなくていいのです。
2か月もやり込めば頭に入ります。効率性の塊が参考書学習なのです。それではやり方を解説します。
①別冊のノートを切り離す。
石川晶康 実況中継①~④のいい所は、ノートがあるという事です。見てもらえれば分かりますが、参考書で解説していることを簡単にまとめています。
講義を読みながらこの別冊のノートに補足事項を書き込んでいきます。
そうすることで、苦手な部分・補足事項と基礎的な事項を一括で管理できるので便利です。
②見開きの講義を読みながら、解説してみる
何度も語っていますね。
日本史とは自然現象ではありません。
日本史とは因果によって形成されます。
つまり原因と結果があるのです。それを解説出来ないようでは日本史を理解したとはいえません。
講義を読みながら、できごとをただ暗記するのではなく「学校の先生」になっているかのように説明できるようにしましょう。
以上です。これをしっかり隅々までできれば日本史は偏差値65を超えます。明治大学は余裕です。
でも、それだけでは足りません。インプットをしたならアウトプットをしなくてはいけません。
自転車の「乗り方」を見ても自転車に乗れるようにはなりませんよね。
次の参考書で終わりです。
■実力をつける100題
石川晶康 実況中継①~④で学んだことを実際に吐き出せるようにしなくてはいけません。
つまりアウトプットです。
この参考書は、そのアウトプットの役割を果たします。
石川晶康 実況中継①~④ができていれば簡単です。最後の詰めとしてやりましょう。
参考書のやり方は先述してますのでそちらをご覧ください。
①問題を解く②〇×を付ける③回答の根拠を確かめる④解答を見る⑤前の参考書に戻って復習。
①~⑤の繰り返しです。
100題あるので難しそうですが、1日に何題もやっていけばすぐ終わります。安心してください。
最後に
いかがでしたか?
このやり方を実際に実践していただければ、明治大学合格レベルの日本史に3か月で達成することが可能です。
今、どんなに成績が悪くとも大丈夫です。少しずつ基礎から埋めていけばいいのです。そうすれば成績は次第に上がっていきます。
もし今この時点で、成績不振になっている受験生はいませんか?
MEI-PASSの推測ですが「自分の難易度に合った参考書」を使えてないことにあると思います。
もしくは授業を受けているけど「授業を受けている気になっている」形ではないですか?
どんなに難しい参考書を使っても基礎が分からないようではいくら頑張っても成績は伸びませんし、授業を受けている「気」になっているだけではいつまでたっても成績は伸びません。
自学自習による参考書学習を指導する家庭教師サービスMEI-PASSだから言えることとしては、「自分のレベルに合った参考書を着実にこなすこと」「いつまでたっても成績が伸びない授業を受けているぐらいなら自学自習したほうがいいということ」をオススメしたいと思います。
MEI-PASSでは無料説明会を行っています。
もし、今の成績に少しでも不安感があればMEI-PASSのサービスを押し売りすることなく公平な目線でアドバイスさせていただきます。
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ちなみに、こちらから他大学・他学部の「日本史対策記事」を確認することが可能です。
もしその他大学・他学部の対策もしたい方は最後まで熟読することをお勧めいたします。
またこちらでは、明治大学関連の記事、明治大学の対策記事を全て掲載しておりますので、明治大学に合格をしたい方はコチラの記事もご確認ください。